明日の為替相場見通し=ECB理事会の決定が相場左右

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/08 17:53
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=112円80~114円00銭。

 この日は、日経平均株価が上昇する一方、為替相場では一時113円12銭までドル安・円高が進行した。ただ、欧州時間には113円70銭前後に値を戻した。今晩のECB理事会では資産買い入れプログラムの延長が取り上げられるかが関心を集めている。また、市場ではテーパリング(量的緩和の縮小)に向けた動きが注目されている。ドラギ総裁が会見でテーパリングに触れるかどうかが焦点となる。テーパリングが話題となった場合、ユーロ高からドル安・円高要因に働くと予想されている。

 また、あすは中国11月消費者物価指数などの発表が予定されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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