午前:債券サマリー 先物は反発、日経平均の下落や為替の円高が追い風

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/05 11:37
 5日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。日経平均株価が下落したことや、為替が円高方向に振れていることが安全資産とされる債券の追い風となった。

 前週末に発表された米11月雇用統計で非農業部門の雇用者数の前月比の伸びが市場予想の範囲内だったことを受け、2日の米債券相場は上昇。また、イタリアの改憲を巡る国民投票で反対派が優勢となっていることで、リスクオフムードが高まった面もあった。なお、日銀は「残存期間1年以下」と「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前週末比8銭高の150円56銭。出来高は9362億円だった。10年債の利回りは前週末比0.005%低下の0.030%、20年債は同0.010%低下の0.465%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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