[9月28日版]いま買うのは止めとけ!? これが今日の危険株だ!

著者:中原良太
投稿:2016/09/27 22:10

これからの急落に注意!

【SJI(2315)
9月23日、東京証券取引所は特設注意市場銘柄の指定解除及び管理銘柄の指定を解除することを発表しました。これを受け、同社株は、急伸しています。ただし、すでに予想PERは60倍を超えており、過熱感は否めません。短期的には反落となる可能性も考えられますので、短期的な動向には注意が必要でしょう。

【ALBERT(3906)
一時はストップ高となるなど、賑わいを見せていますが1500円を節目に売りが強まっています。今後は売り圧力が強まる可能性も考えられますので、安易に飛びつくのは危険か。タイミングを伺いたいところ。

シンバイオ製薬(4582)
ノーベル賞関連として急騰するも、400円を節目に反落。
以降は利益確定売りの圧力が強まる可能性が想定されます。今後は反落となるおそれが強まっていますので、短期的な下落の可能性に注意。

アサカ理研(5724)
レアメタル事業の投資計画決定とのことで、これが好感されています。一方、今回の急伸はストップ高になったこともあり、やり過ぎという見方もできます。9月27日にも一時は急伸したものの、2000年を節目に上値が重い様子。今後は一旦は利益確定の波が出てきてもおかしくないでしょう。今後の動向に注意しておきたいところ。

【さが美(8201)
投資ファンドのアスパラントグループがTOBを実施中ですが、対抗的な買収が提案されていると報じられています。株価は既にTOB価格を大きく上回っていますが、買収合戦となるのではという思惑買いが先行している模様。直近は連続ストップ高となっており、ボラティリティも急激に高まっています。リスクが高い状況だと考えられますんどえ、今から参戦するのは止めといた方が良いか。


【似たカブは過去に値下がりした!】
同社株と値動きが似た株は、翌日に急落しやすい傾向があります。具体的には、似たような株を買った場合、約60%の確率で値下がりしました。また、1トレードあたりの平均で、約1.0%の損失につながりました。(集計期間:2000年1月1日~2016年4月30日)

【これからの急落に注意!】
このシグナルが発生した株は、追いかけ買いすると急落になる危険性があります。よって、安易に買い付けるのは、とても危険です。本記事でご紹介した銘柄は、特にその可能性が高い銘柄なので、同社株への投資を考えていた方は、再考の余地があるでしょう。あなたが既にこの株をお持ちの場合は、良い手仕舞いどきかもしれません!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想