イエレンFRB議長講演で米国利上げ示唆?!

著者:遠藤寿保
投稿:2016/08/29 09:34

マーケットコンディション

先週末のドル円は、100.51円で始まると、東京時間はイエレンFRB議長講演を控え100円台半ばで小動きとなった。ロンドン時間も様子見ムード継続でドル円は100円台半ばで推移。NY時間、イエレンFRB議長講演では、「雇用や物価が目標に近づいているとし、ここ数カ月で利上げを行う根拠が強まった」と発言。ドル円は、100.06円から101.94円まで上昇し、101.76円でクローズをむかえた。

イエレンFRB議長講演で米国利上げ示唆?!

ドル円は、今朝方102円台に回復。先週末のイエレンFRB議長発言で反発。今までのスタンスより強気に見える利上げ宣言だが、やはり11月の米国大統領選挙前に、FRBの存在意義を印象付けたいのかもしれない。ドル円は102円台後半までの上値余地がでてきたが、一目均衡表の雲突破のレベルである105円台までには、追随する上昇要因が必要とみる。週末の米国雇用統計が、米国利上げのカギを握る。

☆戦略

売り

注)本日の予想は8月29日9:35に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想