[5月27日版]【大幅高となる】日本株停滞、これからどうなる?

著者:中原良太
投稿:2016/05/26 22:18

【日本株停滞、これからどうなる?】

5月26日の日経平均は高寄りとなったものの、日中にかけてジワジワと戻しました。最終的には小幅高となり、1日を終えました。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がりしたのは18業種となり、残りの15業種が下落となりました。また、日経平均は前日比8円11銭安となりました。

欧米株が高かったことから、寄り付きは高め。一方、伊勢志摩サミットといった大きな材料が控えていることもあり、様子見ムードが強い様子。日中にかけて、寄り付きの高値も帳消しとなり、ほぼ前日と同じ水準にまで相場が戻りました。

これを裏返せば、「様子見ムードが引けば、まだまだ買い手は残されている」とも捉えられます。よって、もう一弾の続伸があってもおかしくないのではないかと踏んでいます。

新興市場が全体的に軟調に推移する今。このような状況では、日経平均採用銘柄や、東証一部銘柄といった、大型株が相場を牽引してくれることに期待しています。まだ上昇の余地も残されている今の状況では、直近急落した株への資金流入・リバウンドを狙って利益を出したいところです。

参考までに、直近1週間で特に急落している業種をご紹介します。

◯直近1週間で株価指数が急落しているトップ3業種
・その他金融業(前週比-1.48%)
・電気・ガス業(前週比-1.11%)
・海運業(前週比-0.54%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ着目してみてはいかがでしょうか。

26日17時59分現在でCMEは対日経平均比+48円。今のところ、CMEは好調に推移しています。これに乗じて、日本が続伸してくれることに期待しています。よって、5月27日のスタンスは【大幅高になる】と強気で行きます。

では、5月27日も1日、引き締めて行きましょう!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想