[5月25日版]【大幅高となる】日本株続落、そろそろリバウンドか?

著者:中原良太
投稿:2016/05/24 22:34

【日本株続落、そろそろリバウンドか?】

5月24日の日本市場は、大幅安という展開となり、1日を終えました。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がりしたのは2業種のみ。残りの31業種は、全て下落となりました。日経平均は前日比155円84銭安となりました。

26日から開催される伊勢志摩サミットを控え、様子見ムードが強まっています。東証一部の売買代金もジワジワと減少しており、買い意欲が衰えてきている気配が伺えます。

一方、5月24日の下落は、様子見ムードにしても、やや下げ過ぎとも捉えられます。目立った材料も無い中で、ここまで大きく下げているのはやり過ぎ。翌日以降からは、見直し買いが入り、短期的なリバウンドが入るという見方もできるでしょう。

このような局面では、方向感の無い相場ではありますが、「見直されやすい」業すに着目し、できるだけ資金が流入しそうな銘柄に注目しておきたいところです。割安感のある急落銘柄・業種へ一部資金を割り当てておくことで、リバウンドが期待できるはずです。

参考までに、直近1ヶ月で急落しており、割安感が醸成されてきた業種をご紹介します。

◯直近1ヶ月で株価指数が急落しているトップ3業種
・ゴム製品(前月比-14.17%)
・鉄鋼(前月比-13.86%)
・海運業(前月比-12.12%)

以上の3業種は、リバウンドとなる余地もあるため、それぞれ着目してみてはいかがでしょうか。

25日5時59分現在でCMEは対日経平均比+256円。この流れのまま、相場全体のリバウンドを期待しています。よって、5月25日のスタンスは【大幅高になる】と強気で行きます。

では、5月25日も1日、引き締めて行きましょう!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想