ひとまず反発局面は終了か
昨日のドル/円は、一時109.10円台まで反落するなど調整色の強い展開であった。G7財務相・中銀総裁会議への失望があったのかもしれない。この反落によって今月3日以降の戻り局面における安値を結んだサポートラインを下抜けており、テクニカル面からはひとまず上昇トレンド終了と読める。この間の上昇に対する半値押しにあたる108.00円前後をメドにもう一段の調整があってもおかしくないだろう。
もっとも、市場の最大の関心事は米国の利上げを巡る動向であり、6月利上げの観測が生きている限りドルの下値は支えられる公算が大きい。本日のドル/円は110円台への復帰は困難と見るが、株安などでリスク回避ムードが強まる事がなければ109円台割れでは押し目買いが入りそうだ。
もっとも、市場の最大の関心事は米国の利上げを巡る動向であり、6月利上げの観測が生きている限りドルの下値は支えられる公算が大きい。本日のドル/円は110円台への復帰は困難と見るが、株安などでリスク回避ムードが強まる事がなければ109円台割れでは押し目買いが入りそうだ。