元祖SHINSHINさんのブログ一覧(2017年9月)

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    下読みプロによる指南書

    ウワサによると、最初の数行だけ読んで没にされるという話を聞いたことがある。小説の下読みも、人件費と時間がかかるので、そういうものかもしれないとも思う。 今回発見した書籍の著者は、下読み歴10,000件、しかもけっして放らずに、全部に目を通してきたという強者。そんな彼が、初心者のために指南書を書いた。 一読してみて、たとえばほとんどの初心者がやらかしてしまうという「視点の揺らぎ」問題について、彼ほど ...続きを読む
    タグ:齋藤とみたか 懸賞小説神髄 
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    現代哲学を具体的に著した書籍

    哲学というと、とてつもなく抽象的で、そのままでは何を言っているのか理解できず、その概念を解説してくれる仲介者が必要なことがほとんどだ。 そんな具合なので、現代に生きている世界中の哲学者と見なされている哲人たちの考えを知ることは、ずいぶんと難しいものになると思われる。 哲学を専門としている人にしか、その概要がわからない。普通の人には、手の届かない世界。 ところが、そうした概念を覆す画期的な書籍を発見 ...続きを読む
    タグ:岡本裕一朗 いま世界の哲学者が考えていること 
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    中村静香、木屋町で飲むTV

    BS・TBSにて「吉田類の酒場放浪記」を視たあと、深夜零時より、TV東京で先週からやっている中村静香の同様な番組を視た。 中村静香を初めて知った。童顔なのに、その飲みっぷりが凄い。そんなギャップがオモロイ。 しかも、名前が静香なのがイイ。義経ファンは、きっと嫌いになれないはずだ。 思えば大学の同級生にも、まったく同姓同名な女子がいた。 貧乏でギャンブラーだったオイラには、高嶺の花だったが。 静香と ...続きを読む
    タグ:酒場番組 大道珠貴 
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    肺ガン治療の現状と近藤誠医師の影響

    平成29年8月24日、藤沢商工会議所にて、藤沢市民病院・呼吸器内科医師 M 氏による、肺ガン治療現状の講義を聴講。 肺ガンは、男性死亡第1位、女性死亡第2位を占めるという。 日本肺癌学会による診療ガイドラインであるⅣ期非小細胞肺癌というレジメを元にして、短い時間の中で相当なスピードでの講義であった。 あれから一ヶ月経って、すさまじい殴り書きのメモを見ているのだが、その講義の範囲がなかなかどうして広 ...続きを読む
    タグ:ガン治療 
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    首にできるイボの撃退法

    顧客からよく質問されるし、最近はとうとうオイラにも数カ所、首にイボが発生して気分が悪かった。 なぜなら、妙齢になってから発生する、特に首によく出るイボを、医学用語では「老人性疣餅(ろうじんせいゆうぜい)」というからだ。 「老人性」だと、ざけんじゃねーや。そんな気分を、オイラだけじゃなく顧客も感じているらしい。 形成外科とか美容整形で、そんなに費用がかからずになおるらしい。 が、オイラは薬屋なので、 ...続きを読む
    タグ:老人性疣餅の治療法 
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    明喩と隠喩の境界線

    稲荷な言語学者・瀬戸賢一の説明を少し拡大解釈すると、いちおう型があるので、それに従えば明らかに明喩に思える比喩であっても、実はなかなか奥の広い世界であって、作者の意図したものや、逆に評論家や読者の解釈によって、それが隠喩に変わる場合があるようだ。 あるいは、境界型と思える表現もあると。 なので、オイラがいつしか書いた明喩に見える隠喩のつもりで書いた比喩を、「それは明喩」などといって責め立て、何だか ...続きを読む
    タグ:明喩と隠喩の境界線 瀬戸賢一 
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    稲荷な言語学者

    この学者の書籍を読んでいたら、207ページに伏見稲荷大社にある稲荷山の描写があった。相当、近所に住んでいるとわかる。 しかも仕事柄、小説にも精通していて、古典から新作まで引用は多岐にわたり、最終章を、「騎士団長殺し」に割いている。 ★「よくわかるメタファー」  瀬戸賢一著 ちくま文芸文庫 2017.7.10.第一刷 専門が英語学・レトリックということで、書籍の内容は、メタファー(隠喩・暗喩)、メト ...続きを読む
    タグ:レトリック メタファー 瀬戸賢一 
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    省略するということ

    伊丹十三が制作した映画が元で、彼がヤクザに切りつけられたのを覚えているだろう。 しかし一方で、ジャーナリストな人たちは、真実を伝えることに命をかけている、と思う。 そして、何ものかによって、本当に命を奪われたであろうと、思われる事件も存在する。 オイラのもっているネタの性質は、そういう話と無関係ではいられない。 だから小説にするんでしょうと、とある著名な作家は、間接的に誌面で言っていた。      ...続きを読む
    タグ:省略 
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    生意気なベトナム女、現る

    1年3ヶ月ぶりだと、そのベトナム女は言った。今日は、アンタがいると思っていたとも。 その女の機嫌は、すこぶる良かった。お得意の、やたら激しいスキンシップも健在だった。 みんな、これに騙される。あまり信用すると、痛い目に遭う。とにかく周囲の人間を巻き込んで、いつの間にか誰もが、このベトナム女の言うがままになってしまう。 得意技は、ささやき。酔っている人間の耳元で、ワンフレーズずつ、ささやく。 今、離 ...続きを読む
    タグ:世にも不思議なベトナム女 
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    不思議な投資王、ボビー・オロゴン

    このあいだ深夜のTV東京で視た話。最近TVにでなくなった芸能人枠で、ボビーが登場していた。 どーも、ボビーって、投資巧者らしい。それも、半端じゃないそうだ。いつのまにか、都心にとんでもない大豪邸を建てたという。 どういうわけか、K-1に出場していたまでは知っているし、 たまに行く藤沢のスナック「婆ズ・バー・麗子」に一度、このボビーが突然ふらっとやって来て、「ね~ママ、どーでもいいから7万円貸してよ ...続きを読む
    タグ:投資王ボビー・オロゴン