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08/11/12

市場:225ミニ売り
結果:-180point

今日は窓開けて寄り付いたので、ちょっと心配でしたが、やはりというか上にいっちゃいました。


話は変わりますが、最近の大暴落によって今まで常勝を続けていたトレーダーが負け、常勝していた売買条件が機能しなくなっているようです。
私もその現象について確認してみました。株価と移動平均線の剥離率に着目したトレード手法は2007年までは非常に良い結果を残していました。
しかし、2008年になるとむしろマイナスになっていました。
このように今までの常識通りにファンダメンタル無視で大量ナンピンした場合に、大変な大惨事となってしまうようです。
私もまさか日経平均が10000割れたあとに日足で1000円以上の暴落相場が来るだなんて思ってもみませんでした。
まさかの逆張り殺しでした。

あとは年金資金が7000円台で買い支えている点について書いてみます。
「年金買いによって買い支えているから7000円台は買える」
これは一見正しいように感じます。
しかし、イギリスで起きたブラックウェンズデーのように政府機関が巨大投機筋に負ける可能性もあるのです。
ブラックウェンズデーには「ひずみ」があり、そのひずみを突いたことでほつれが生じ、崩壊に至った経緯があります。
今回、もし仮に日経平均に7000円を下回る価値しかないと判断された場合、その下げを止めている年金資金は明らかにおかしい現象であり、その損失を拡大させ6000円台に突入する可能性はあったと思います。

問題は空売り規制でした。
6994円まで値を下げた日経平均でしたが、空売り規制をすることで投機筋の空売り勢力を弱め、さらに大量に年金買いを仕掛け、投機筋の損失を大幅に増大させたのです。
これによって空売りの撤収が起きたのか、3日で1500円以上ものリバウンドを見せました。市場では円高に一服感で上昇となっていましたが、円高要因は主に日本の国債が比較的優秀投資先となったことだと記憶しています。

その後国債の価値がたった3日で大幅に減少したとも思えないので、空売り撤収→円安に振れた→円安と空売り撤収+年金買い+個人投資家の買いで日経平均上昇、の順番が妥当であると考えます。

まとめますと、以上のことから空売り規制と年金買いはある意味インサイダーのようなものと考えています。
つまり空売り規制をするという情報があって初めて安心して買い上がれるのです。
このインサイダーは年金、つまり国民の血税がプラスになることで投機筋の利益を減らす効果があり、国民からは批判の声が出づらい対策だと思えます。
更に、日本の企業の体力を奪い、利益をかすめ取る投機筋に対しては日本政府もあらゆる対策を打ち出すという意思表示にもなり、次に空売りを仕掛けてくる機会を大幅に削減していると考えます。

合法なインサイダー、国民からの批判も出ないし、アメリカ政府からの批判もない、これらを踏まえると今後日経平均が7000円を下回る可能性は極めて少ないと考えています。

しかし、その可能性が最近出ました。それはトヨタショックというニュースです。70数パーセントの減益、期間雇用者の半分削減、色々な悪材料が出ました。しかし、何とか耐えたようです。今後もこのようなニュースが出るたびに下に動く可能性はあると思います。

思いますが、ここはチャンスと個人的には考えています。
今の日経平均株価9000円近辺はどちらにも動きますが、結局下値が限定されており、サブプラ損失で需要が伸びず、レンジ相場になる可能性が濃厚と思います。

逆張り投資はトレンド相場においては不利と考えますが、レンジ相場濃厚ならば、安心して逆張り指標で売買出来るような気がします。
終わり。


個人的な悩みについて:
今回の内容をテクニカル売買をするにあたり、テクニカルストラテジーの選択段階で採用してよいのか?悩ましいです。理由は「自分の意思で今後はレンジ相場だと感じたから逆張りの効果が高いストラテジーにした」という話を聞いたことがないからです。

次回は書き込む時間を調整します。すいません。
それと今まで学んだことを出来る限り書いていきたいと思います。
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