映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NY息切れ気味

10日の日経平均は、9081.43(+498.43)と大きく上昇した。水準としては、日足転換線近辺まで昨日下げた後、反発。ただ基準線9223にも、戻り高値9521にもまだ届いていない。日足のMACDはまだ上昇し、RCIも一旦天井をうったかにみえたものの、また気を取り直したように上昇している。週足でみると週足RCIは底打ち反転をみせはじめており、どうやら底値はすこしづつ固まってきている感じではあるが、転換線9629の遥か下で、中期的な本格的な戻りにもはいっていない。材料としては、中国の大型内需刺激策が好感されたとのことだが、商いが薄く、腰の強い上昇とはいえない。トヨタの衝撃的な決算に続いて、米景気の低迷が及ぼす影響はこれからでてくると思われ、警戒感はなお強いと思われる。

10日のNYは、8870.54(-73.27)と小幅に下げた。水準は、日足の転換線8914で頭を打って下降、6日の安値8637はまだ保っているが、転換線を超えられなかったことで、目先弱含んできた。転換線、基準線は下降しはじめており、MACDもマイナス圏で頭をうってきており、RCIも天井をつけた形で、目先下降圧力が強まる可能性がある。週足もまだ基準線10509、転換線9730に届いていないので下降トレンドだが、週足RCIが底をうってきているので、中期的には底が固まってきているのではないかと思われる。

為替は99円台にまでドル高がすすんだが、そのあと97.92まで円高に動いている。基準線99.11の近辺までドル高方向にあげてきたが、基準線を超える勢いはなく、頭をうってきた。転換線96.26を維持できるかどうかが注目。96を割ってくるようだと、再び円高を試す動きになる可能性がある。週足の転換線も99.83に走っており、これを超えられないで下落した形。ただ週足のRCIは底打ちのきざしがあり、最安値91.93を割ってくる勢いはなさそうだ。GMが倒れるかもしれないという現在の米経済の状況で、ドルをどんどん買える状況とはとても思えないので、円高方向への動きは根強いものがありそうだ。
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