アタコーヨ！さんのブログ
ブログ
下駄、風鈴、物売りの声
アタコーヨ！さん
更新:2007/9/3 23:17投稿:2007/8/28 21:25
浴衣の時の下駄がだめになったので、十年ぶりぐらいに買い換えて、過日の花火大会の時に履いたときのこと。
あら？ 歩いてもカコカコと音がしない。
見れば底にウレタンが貼ってある。あらま、安いものを適当に選んだら、風情のないもの買っちゃった。
と、思いきや。今のものはほとんどがウレタン張りなのだとか。
滑り止めのためもあるらしいけれど、最大の理由は「音」。うるさいと騒音扱いされるためらしい。
たしかに東京などの大都市で、皆がコンクリートやアスファルトの上をカコカコ、カコカコ、いわせていたらうるさいだろうけれど。今は下駄履きの人は多くないのだから、せめて花火大会の時ぐらいねぇ……。
十年以上前かな、近所の風鈴がうるさいと殺人事件にまでなってしまったことがありました。そのためなのかわかりませんが、以来、風鈴をみかけなくなったような……。
音が比較的小さいガラス製のものはよく見かけますけど、高い音で響くように鳴る南部鉄のものはめっきり見なくなりました。
焼き芋やさん、竿竹やさんなんかもボリューム、絞ってますし。
音に対する意識が変わってきたのかなあ。
（選挙カーの声だけは小さくなってない気がする）
ほとんどの人が心地よく感じる周波数の音を出す下駄や風鈴、開発したら売れるかも。どこかの企業さん、がんばってみてくれないかな。
セミや風鈴などと一緒で夏にはかかせないものだと思いますけどねぇ(^^)
こんなんでうるさいと思うなんて最近の人はストレスでも溜まってるんでしょうか･･･。
最近のお嬢さんは浴衣にビーチサンダルもありなのです。風鈴は家の中に、、だって音より見栄えで買った飾り物だから。
まずい！ 少しひがんだ見方をしてしまいました(>_<)。
風情より楽しいこといっぱい有るから価値観が変わってきているのですね、喧騒の街中でうけたストレスが音を嫌っているのかもしれません。。
音が氾濫しているせいかもしれませんね。
私が子供の頃は、遠いお寺の鐘の音が聞こえましたし、（ああ、年が……）お隣さんとは窓を開ければ会話ができたりもしました。
ストレス解消のためにも、風情は無くならないで欲しいです。
おおいさん
見ましたよ……浴衣にキンキラのミュール。へー、おもしろい、なんでもありなんだと思いました。でも、下駄よりミュールの方が音がするかも。
風鈴も「びいどろ」のものは見ているのが楽しいですものね。
おっしゃる通り、町中は騒音だらけだから、静かさが好まれるのかもしれないですね。
下駄にウレタンが貼ってあるのは音ももちろんなんですがアスファルトの上だとかなり木が削れてしまうかららしいですよ。
ウレタンなら張り替えられるから半永久的に使えるんだそうです。
風鈴もほんと、見なくなりました。
昔は、風鈴売りのおじさんを見かけたりしたんですけど、今でもやってるのかな・・・。
なるほど。張り替え前提なんですね。確かに昔の砂利道とは違いますものね。
まささん
職人さんの手による下駄だとウレタン張りでない物も多いようです。底が傷んだら職人さんが修理してくださる、というわけで。
でも、身近に最近は下駄やさんてないですものね。修理に出せないから、やはりウレタンなんでしょうねぇ。ちょっとさびしい。