61番目の男さんのブログ

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投資方法の見直し(その2)

2.超長期投資

積み立てで買っているのは、MSCIコクサイに連動している外国株の投資信託。毎月ドルコストで買い続けていますが、ここ最近の暴落で意外なほどの評価損を食らいました。どうせ超長期なので引き続きドルコストで買って放っておけばおしまい、というのもアリなのですが、2点ほど気になる問題があるのでそれを書いてみます。

・利益確定の考え方がない
・世界的な暴落に対する対応

1点目は、超長期投資のため利益確定の考え方がないこと。例えば2003年の日経平均底値で超長期投資をしても、今までずっと利確せずに持っていれば、投資結果としてはプラスマイナスゼロになってしまいます(配当分くらいはあるにせよ)。やはり株が上げ下げする金融商品である以上、着実に利益確定しないと結果的には勝てません。

2点目は、今回の暴落のような資産価値の下落をどうやり過ごすか。毎月積み立てというのはやってみれば分かりますが、何年も続けているとかなりの資産量になってきます。そんな状態でNYダウの暴騰もしくは暴落があると、日本株のスイングトレードの騰落以上に、投資信託の資産の上下が効いてきます。特に今回のような、暴落するとわかっていて、でも超長期投資だから解約したくない、という場合に、この投資信託の資産量に見合った何らかのヘッジが欲しくなるわけです。

これについて、今考えている対応方針を挙げますと、

・債券を含めたポートフォリオの形成とリバランス
・ヘッジ売り資金の準備

ポートフォリオ構築とリバランスは、リスク軽減のためなのと同時に、値上がりし過ぎている資産クラスを利確する、という一面を持っています。株式よりも債券の方が動きが穏やかですから、ポートフォリオの比率を決め、この比率よりも株式が上がりすぎたらある程度売って債券に移し、逆に株式が下がったら債券を売って株式に戻す、というリバランスを行うことで、間接的に利益確定を進めていこうと考えています。リバランスの実施時期などは今後要検討ですね。

ヘッジ売り資金の準備は補足するまでもないですね。先物にするのかオプションにするのかなどの選択肢や、投信の残高に見合った資金量の考え方などは、じっくりと勉強してみたいと思います。特に先物は、今やっている株式の信用売りでのヘッジと比べて、全体相場でのヘッジができる、逆日歩がないなどが、かなりのアドバンテージかなと考えています。
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