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お薦め書籍「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」

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レアものです。復刊されたのでAmazonで注文してたのですが、都合により手配できなくなりました、との連絡が・・・。ということで、図書館で借りて読みました。ちなみに市内の図書館には置いて無かったので、他のところから取り寄せてもらいました。東京都立図書館(多摩)から取り寄せたみたいなので、都内在住の人は近所の図書館になくても手に入りそうです。

本の内容は、リバモアの波瀾万丈の生涯を描いたものです。実際のトレードの内容と、小説のようなリバモアのプライベートが並行して書かれています。

トレードの部分は、タイミング、資金管理、感情の制御が大事と書かれていて、やはりそうだよなぁと思いました。神経を集中させてマーケットの動きを読む、感情をコントロールする、そしてマーケットへの熱意を持つ。これらがずば抜けて優れていた相場師だったんだなと思いました。

プライベートの部分は、フィツジェラルドの小説(もしくはフィツジェラルド自身の人生)みたいだなと思いました。豪邸で派手なパーティをやって著名人との交流があって、1920年代のニューヨークにおいて公私ともに最も輝いた。そして大恐慌の訪れとともに、妻が精神的に病み、生活の歯車が狂っていき、最後は命の火が燃え尽きるかのように死んでしまう。


私自身は、とても面白く読むことができました。投機家の人は読んで損はない本だと思います。見つけることが出来たら是非読んでみて下さい!
6件のコメントがあります
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    ケロちゃんさん
    2008/10/5 21:55
    リバモアさん・・・。
    門前の小僧さんなんでつよね。

    この本ではないのでつが。
    彼のエピソードは他の本にも登場します。

    最後だけは真似たくありませんが。
    あ。奥様のことも・・・。

    悪い部分は反面教師。
    いい部分は真似て行きたいでつねww
    この本も読んでみたくなりました (^o^)v
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    NGTNさん
    2008/10/5 22:58
    最初は、チョークボーイからスタートですね。今みたいに便利なツールが無い中で、テープが示す株価だけを頼りに相場の動きを把握していくのはすごいなあと思います。

    自殺したのは、頭の働きが鈍っていき相場への熱意が失われて行って、このまま相場師としての尊厳を保てなくなるのなら死んだ方が良いと思ったんじゃないですかね。私は、そういう幕の引き方はありだと思います。
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    思惑さん
    2008/10/5 23:39
    私のリバモアの自殺についての解釈は、1929年のNY大暴落時に徹底的に儲けた結果、マスコミや世論からの轟々たる非難を受けたことが原因だと思います。

    ただ下落相場についていっただけなのに、暴落の原因にされたことは、耐えられないほどつらかったのだと思います。

    突撃小僧の異名をもつリバモア、相場の真理をつかんだ数少ない人だと思います。
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    NGTNさん
    2008/10/6 00:26
    そうですね。離婚後の妻が息子を撃ってしまったりと、辛いことが色々と続きましたからね。
    本を読む前は、最期にピストル自殺した人、というくらいの知識しかなかったのですが、読んでみて、本当に偉大な相場師だったというのがわかりました。
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    NGTNさん、こんばんは。

    楽天ブックスで注文したら、意外や意外、3日で納品されました。いつもは待たせるだけ待たせて手配できず、一方的にキャンセルされるのがオチでしたが・・・。

    アマゾン、どうしたのでしょうか?

    また、お邪魔します。
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    NGTNさん
    2008/10/8 18:54
    楽天ブックス見たら、在庫アリになってますね・・・。Amazonだめだったから全部売り切れたのかと思いました。情報ありがとうございます。
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