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To buy, or not to buy, that...

アメリカ公定歩合引き下げとその影響に対する現時点での見方。

前提知識

公定歩合
中央銀行が民間の金融機関に融資するときの金利
FFレート
金融機関間での貸し借りをする時の金利。債券利回りとかローン金利に影響があるのはこっち。
アメリカの中央銀行の制度
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%BA%96%E5%82%99%E5%88%B6%E5%BA%A6


以前の日記でも紹介した、ヘッジファンド業界で働いている人のブログ
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2620180#2620180
そのエントリーの元記事
http://online.barrons.com/article/SB118736821516201080.html?mod=b_hpp_9_0002_b_online_exclusives_weekend)
公定歩合引き下げはカントリーワイド社救済との見方
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2007081800278
1件のコメントがあります
  • イメージ
    NGTNさん (対象外)
    2007/08/19(15:04)
    以下、今の考えをまとめます。付け焼刃なところもあるので、何か変なことを言ってたらご指摘ください。


    ・カントリーワイド社は連邦準備銀行から公定歩合の金利で直接借りられる。民間銀行の貸し渋りで資金繰りが上手くいかなくなっているところに連邦準備銀行が直接貸し出し、今回のサブプライムローン問題、信用収縮問題が連鎖的に拡がるのを防ぐ。ヘッジファンドなどは借りられないので、リスク軽視していた所は自分のケツは自分で拭け、ということ。大損出したり破綻したりするヘッジファンドはこれからも出てくる可能性はある。

    ・ローン担保証券として世界中にばら撒かれたサブプライムローンの損失は、購入した金融機関が各々で処理しなければならない。当然のことだけど、短期金融市場に資金注入しようが、金利を引き下げようがこれは変わらない。

    ・NY市場の反発は、信用収縮へのFRBの強い姿勢を評価しての心理的な面が大きい。日中足の動きの強さは評価でき、金融市場の混乱やファンダメンタルズの悪化による下値不安は一旦は薄らいだと思われるが、ファンドの解約売りなどの需給面での不安は残っている。質への逃避で買われていた米10年国債や、マーケット参加者の恐怖を表すVIX指数があまり下がっていないので、参加者のセンチメントが劇的に上向いたというわけではなさそう。(VIX指数は、シカゴ・オプション取引所のS&P500のATMオプションのIVの平均です、確か。オプション知らない人には何言ってるのかわからないと思いますが、これからマーケットが主に下方向に荒れると思っている人が多いと、オプションが買われてIVが高くなります)
    http://finance.yahoo.com/q?s=%5ETNX
    http://finance.yahoo.com/q?s=%5evix&d=t%E3%80%80

    ・9/18に開かれる次のFOMCでFFレート利下げとの見方が強くなっている。裏を返せばここで利下げしないと、マーケットが失望する可能性もあるということ。

    ・米10年国債があまり下がっていないのは、FFレートの利下げが期待されている面もあると思う。質への逃避で同様に買われていた日本の長期国債先物の動きが、リスクマネーの株式市場への戻りの動きを見るのに良いのでは。ちなみに債券価格が上がる=金利が下がる、です。上の米国債のリンクは金利表示、下の日本国債先物のリンクは価格表示なので、その辺は注意して下さい。
    http://kabu.himawari-group.co.jp/price/chartView.do?brandCode=10003

    ・日経平均の動きは、NY市場と為替次第。目先の動きは、実際に円高が企業業績に与える影響よりも、ドル建てで見た日経平均の水準が外国人にとっては大事だと思われる。

    今の値はファンダメンタルズから見れば割安とは言っても、ドル円の位置によっては、円での日経平均の水準が切り下がることも想定したほうが良さそう。
    http://www.miller.co.jp/cgi-bin/member/chart.cgi?0104I


    ・何かネガティブな感じのことを書いてますが、需給面での不安はまだまだあっても、今のところマクロ経済が下向きになるとは思っていないです。短期トレーダーの私にとっては、目先の動きが大事なのでこういう書き方になります。
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