ひさっちさんのブログ

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リンガーハットの四季報速報のタイトル なにこれ?

リンガーハット(8200)の四季報速報のこの見出し、
思わず???と目を疑った。

なにこれ?

「意図的な特損、無配じゃないよね?」

なんでこんな語り口調で、しかも質問投げかけるような感じなん?

こんなのはじめて見たww

訂正される前に記念カキコ。

内容は記者が結構アツ論調でバッサリ、タイトルの口調からは想像できないw

個人的には浜勝のとんかつ好きなんだけど。。経営陣、記者にボロカス書かれる前にしっかりしてくださいよ。




提供日:2008/09/18
リンガーハット リンガーハット雇われ社長辞任のなぞ、意図的な特損、無配じゃないよね?

 九州発祥でちゃんぽんチェーン「リンガーハット」ととんかつチェーン「浜勝」を展開するリンガーハットは、9月4日、投資有証評価損、店舗減損等7.7億円の特別損失を計上することにより4.7億円の最終赤字に転落することを発表した。最終赤字の主因が特損であることは間違いないが、本業も苦戦している。売り上げが前中間期を底に復調しているものの、この08年8月中間期は関東圏の「リンガーハット」が夜間に苦戦、7月に割引クーポンを絞った途端に失速し、会社計画に対し4億円強の売り上げ未達に。これが利益を直撃して、営業利益は当初見込み3.5億円から7500万円へ減額、経常利益は800万円と“水面”すれすれとなる。

 会社は持ち帰り用冷凍ぎょうざ、390円と値ごろ感のある「長崎ちゃんぽん東京流」の投入により8月の既存店売り上げ、客数が前期並みに盛り返したことを理由に、下期挽回を見込んでいる(売上高370億円、営業益5億円、経常利益3.5億円、最終損失4.7億円)。ただ、景気減速感が増しているうえ、外食のみならず中食も巻き込んだ競争は激化の一途。下期に期初予想以上の結果を出すことは至難の業だ。「会社四季報速報」では、下期はよくて期初想定線と考え、営業益半減としている。

 2期ぶりの最終赤字により上場来初の無配となるが、それ以上のサプライズが、同時に発表された八木康行社長の引責辞任だ。確かに小さな額ではない赤字だが、社長が即日辞任するほどの額ではないからだ。95年2月期と04年2月期には約8億円の最終損失を計上しているにもかかわらず、10円以上の配当をしている。実際、社長辞任の報は社内でも驚きをもって迎えられた。

 辞めた八木氏は日本マクドナルドで故藤田田氏の薫陶を受け、持株会社の社長を務めたこともある外食界の大物で、04年9月に次期社長含みでリンガーハット顧問に就任、05年5月に創業一族の米濱和英社長からバトンを受け取った(米濱氏は会長に)。当時のリンガーハットは効率化を追求しすぎて人心が荒廃、03年2月期に20億円を超えた営業利益が04年2月期にほぼ10分の1となるような状況だった。

 再建を託された格好の八木氏は、ブランドの確立、FC化の推進、ファストフード(FF)化を推進する。一言で言えばリンガーハットの近代化だ。特にFF化はマクドナルド出身だけに思い入れが強かったようだ。従来、ちゃんぽんは生麺を用い、大きな鍋で4人前を作るのが基本。このため提供時間にムラがあり、取り分け時に不均等も発生する。八木氏は自社工場で作る冷凍麺を利用することで1人前づつの調理を可能にし、提供時間短縮と質量の均一化を実現した。また調理方法の変更により習熟期間が短縮されたことで、開業時期が自社の都合で決められないSC内フードコートへの大量出店が実現した。リンガーハットは客の回転率が高く、黒字化が早いフードコート内出店に軸足を移しており、今期も新店のうち8割がフードコート内出店だ。

 戦略的なFC化も道筋がつき、さあ、これから成果の刈り取りという時期の辞任だったがために、社内でも「赤字とはいえ潔すぎる」との声があがっているのだ。もっとも、業界内にはもっとシニカルな見方がある。「米濱和英会長が代表権を取り戻した以上、八木氏は取締役任期の来年5月までに辞めると思っていた。時期が早まっただけ」。

 実は、06年5月から08年5月までの2年間、米濱会長は業界団体・日本フードサービス協会の会長を務めていた。この期間の本業はリンガーハット会長ではなく協会の会長だ。そのためか、協会長就任の少し前に若返りを理由として代表権を専務に譲っていた。この間、八木氏がいわばCEO。ところが、協会長を辞するや今度は経営体制強化を理由に代表取締役に返り咲いた。含意は「トップは俺」というところか。こうした状況での社長業が面白いわけもなく、遅くとも取締役任期切れでさよなら--というのが消息筋の説明だ。空席となった社長は米濱会長が兼任する。

 実際、状況証拠的なものはある。特損の過半を占める有価証券評価特損3.8億円は、この中間期から減損処理基準を「期末に時価が30%以上下落」へ厳格化したこと生じている。リンガーハットが大量に保有する株式で2月末の株価と8月末の株価を比較して、5割以上下落した株式はない。もう一つが無配。今回の特損は評価性の損失がほとんどで実際の資金流出は少ない。会計上の配当原資となる単体の利益剰余金も前期末で27億円弱(資本剰余金を合わせると78億円)で、今期発生予定の最終損失を差し引いても、10円配当の総額は2億円強だから全然問題ない。巨額特損も無配転落も、引責のお膳立てと見えなくもないのだ。

 嫌気が差したのか、詰め腹を切らされたのか、本当に潔かったのかわからない。が、従業員の士気があがらない状況であることに違いはない。
【筒井 幹雄記者】
2件のコメントがあります
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    こんにちわ^^
    「無配じゃないよね?」は面白いですね。ちょっとキャッチーでw 今度チェックしてみます!
    あ、長崎ちゃんぽん東京流は食べたんですが
    あれはもはや細めんの醤油ラーメン。
    しかもあまりおいしくないかもです。下期は
    だいじょうぶでしょうか。。。
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    ひさっちさん
    2008/9/18 11:58
    くぼっち(゚ロ゚;さん

    こんにちわ
    コメントありがとう

    個人的には長崎ちゃんぽんはリンガーハットよりパオのが好きかな。
    パオといってもマイナーすぎてご存じないかもしれませんがw

    しかし何度見てもこのタイトル笑えますw
    東洋経済さんともあろうものが、チェックしてないんでしょうかね?
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