優利加さんのブログ

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またもや地政学リスクを警戒した売り

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -53.50 @22,296.09, NASDAQ -56.33 @6,370.59)。ドル円為替レートは111円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,189に対して、下落銘柄数は732となった。騰落レシオは127.08%。東証1部の売買代金は2兆5341億円。

TOPIX ±0 @1,673
日経平均 -67円 @20,330円

9月25日未明、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相がトランプ米大統領の発言に「明確な宣戦布告だ」と応戦し、米国と北朝鮮の関係が緊迫する中で地政学リスクを警戒した売り優勢となった。TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は反落して高値圏で4日連続の陰線となった。円相場が1ドル=111円台半ばで高止まり、電機株などが売られた。それでも、本日は3月期決算企業の中間配当などが得られる最終売買日なので、権利取りの買いや機関投資家の配当再投資に伴う先物買い需要を意識した買いは入った。

安倍首相は9月25日夕、2019年10月の消費増税による増収分などを使った2兆円規模の経済対策を打ち出した。幼児教育の無償化や低所得者限定の教育無償化などが柱になるが、すでに相場を押し上げていた。今日は北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりに市場は反応した。

33業種中20業種は上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、陸運(2位)、倉庫・運輸(3位)、空運(4位)、建設(5位)となった。 

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