TAROSSAさんのブログ

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ドコモの6月期決算は7%営業減益も社長は「計画通り」

NTTドコモが発表した2017年4─6月期連結決算(米国基準)は営業利益が前年比7.0%減の2782億円にとどまったそうです。
償却方法の変更で前年同期の利益が押し上げられた反動に加え、販売関連収支の悪化やネットワーク関連費用の増加も利益を圧迫したようです。

吉澤和弘社長は会見で「減益は計画通りで、年間業績予想に対しては順調な進捗になっている」と説明し、「減益は中間期まで続くが、コスト削減の成果は主に下期に出てくるので、年間の業績予想は確実に達成する」と語ったそうです。

前年の4─6月期は償却方法の変更などで利益が250億円上乗せされ、これが増益へのハードルを高くしたことに加えて、前年度の下期に始めた大容量プランなどの顧客還元策が通信収入を下押ししたほか、後年度負担の軽減策も足を引っ張ったようです。
「前年度は後年度負担の軽減策を上期にあまりやらなかったが、今年度は通年フラットでやる」(吉澤社長)とのことです。

売上高に当たる営業収益は前年比2.5%増の1兆1366億円で、光通信サービスの収入増や、毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」の割引影響の縮小が収入を押し上げたようです。

通期予想は据え置いたそうです。
営業利益予想は前年比1.6%増の9600億円で、トムソン・ロイターがまとめたアナリスト16人の予測平均値9764億円をやや下回る水準になっているそうです。

6月期は減益といっても、年度ベースでは会社の業績予想を上回る可能性は十分ありそうですね。

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