優利加さんのブログ

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それにしても値動きが小さい

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -28.97 @21,611,78, NASDAQ +4.96 @6,390.00)。ドル円為替レートは111円台後半の円高方向での動きだった。本日の日本株は高安まちまちだった。東証1部では、上昇銘柄数が924に対して、下落銘柄数は964となった。騰落レシオは119.26%となった。東証1部の売買代金は1兆9967億円。

TOPIX -3 @1,630
日経平均 -45円 @20,100円

米国株がやや下げ、円相場が円高に振れたことを嫌気して、TOPIXも日経平均も小幅安となった。それにしても値動きが小さいなあ。日銀のETF買いの弊害だろう。日銀の日本株保有株残高は17兆円を超え、発行済株式総数の5%以上を保有する企業数は83にもなる。年間6兆円の購入額は東証1部の時価総額の1%に相当し、浮動株比率の低い一部の値嵩株で日銀が実質的に「大株主」となる例が増えてきた。例えば、市場で売買できる浮動株ベースでは日銀のファーストリテイリングの保有株比率はすでに50%に達しているという試算がある。日銀自体も弊害は分かっているようで、16年9月に日銀はETF購入の枠組みを見直し、TOPIXに連動するETFを増やした。それまでは日経平均に連動するETFが約5割強を占めていたが、TOPIX連動型が7割になった。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、鉄鋼(2位)、ゴム製品(3位)、陸運(4位)、水産・農林(5位)となった。

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