積水ハウスが海外に３年で１兆円の投資計画

[TAROSSAさん]

積水ハウスは、2020年１月期を最終年度とする経営計画を発表したそうです。

2018年１月期からの３年で海外事業に１兆円強を投じ、2020年１月期の海外売上高を2017年１月期の2.2倍の４千億円規模に高め、海外事業を建設請負事業や都市開発事業と並ぶ柱に育て、成長ペースを加速するようです。

過去３年の海外投資は約5900億円だったそうです。

海外の用地買収などに計１兆500億円を投じる一方、完成させたマンションや宅地の売却で１兆円を回収し、保有資産の回転を早める投資リスクを抑えるようです。

国内事業の投資は前３年の実績の約7000億円から6500億円に抑えるそうです。

積水ハウスは米国、オーストラリア、中国、シンガポールに進出しており、10日に記者会見した阿部社長は「この４カ国を徹底的にやっていく。米国では環境技術などを導入すれば（買収会社と）うまくシナジーが出せる」と述べたそうです。

海外事業の営業利益は2020年１月期に2017年１月期の2.2倍の550億円を計画するそうです。

最も注力するのは米国で、２月に買収した現地住宅会社を軸に戸建て販売に参入し、2020年１月期の営業利益は391億円（17年１月期は187億円）をめざすとのことです。

けっこう大きなチャレンジですね。

リスクは大きいと思いますが、それを上回る利益を稼ぎ出せるといいですね。

1928：1,885円