優利加さんのブログ

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今日の主役はソフトバンク

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +35.54 @19,251.78, NASDAQ +24.11 @5,333.00)。ドル円為替レートは114円台前半の円安方向での推移だった。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,483に対して、下落銘柄数は422となった。騰落レシオは124.19%。東証1部の売買代金は2兆6919億円と商いは活発だった。

TOPIX +13 @1,491
日経平均 +136円 @18,497円

米国株高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も上昇した。前日の米株式市場に続き、銀行株や証券株の一角も買われた。先高観が強まっていることから、個人が信用売りの一部を買い戻しているはずである。

今日の相場をけん引したのはソフトバンクグループ株だ。「孫・トランプ会談」で孫正義社長が米国のIT(情報技術)関連企業を対象に500億ドル(約5兆7000億円)の投資と5万人の雇用創出を公約した。ソフトバンクは一時、前日比355円(5.1%)高い7311円に上昇し、約4カ月ぶりに年初来高値を更新した。売買代金も前日の3倍強に膨らんだ。ソフトバンク1銘柄で日経平均を50円近く押し上げた。ソフトバンクは2013年に約1兆8000億円で米携帯電話3位(当時)のスプリントを買収した。4位のTモバイルUSと合併させて、AT&T、ベライゾンに対抗する第三の勢力をつくる構想だった。しかし、米連邦通信委員会(FCC)が認可せず、合併を断念せざるを得なかった。今回のトランプ氏との会談で、オバマ政権時代に却下されたソフトバンク傘下の米スプリントとTモバイルUSの合併が再度実現するかもしれないという思惑が急浮上し、買いを誘った。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、銀行(2位)、証券(3位)、海運(4位)、石油・石炭製品(5位)となった。

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