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金融政策の現況と次回日銀会合

<日本の金融政策の現況>
・ 量的緩和(通貨発行拡大)でも通貨の多くは日銀当座預金と国債市場に集中。
・ この原因は日銀当座預金のプラス金利と国債バブル放置
・ 日銀のマイナス金利は当座預金全体にかかっておらずプラス金利の範囲が依然広い(階層化)

・ プラス金利なので銀行はリスク無しで利益が入る。その分、貸付や投資にお金が回りにくい
・ 国債バブル(金利低下)なので銀行は国債投資で売買差益が得やすい。
・ 発行通貨は当座預金と国債市場を行き来するだけで、市中に流れず、景気(金回り)上昇せず

・ 欧州では債券バブル規制が行われてるし、当座預金へのプラス金利もない。
・ 日銀の特殊な政策が量的緩和の効果を削いでいる(一方、欧州はドイツの反対で量的緩和を自由に出来ない問題あり)。
・ 効果の低い量的緩和を続けているため、量的緩和で買える国債が不足化しつつある。これも国債バブル助長要因。

・ 質的緩和(株、REIT、外債の日銀購入による通貨の増大)は金額を大きく出来ないので景気浮揚効果が小さい。

・ 総じて言えば黒田日銀はドツボにはまる金融政策をあえてやっている。金融政策の機能不全化を行っている黒田日銀。
・ 量的緩和をかなりやっているので国債バブル規制と階層化解除の規模、速度によってバブル化しやすい状況になっている。金融政策の困難化をあえてやっている黒田日銀(円高不況から90年バブル、バブル崩壊デフレの景気ジェットコースターで、官界の財界支配を強めた時代と類似)。


<次回日銀会合>
・ マイナス金利の深押しだけでは国債バブルがひどくなるだけで景気浮揚効果は低い
・ 階層化の見直しや国債バブル規制とセットで無ければマイナス金利の効果は低い。

・ 質的緩和拡大には限界があるので効果は泡沫的

・ 量的緩和拡大は階層化、国債バブル放置がある現状では効果が低い。
・ 量的緩和の効果を削ぐ階層化、国債バブル放置も並行してるので、これまで同様、緩和規模の割りに効果が低く、早晩、国債不足に達する(政府の赤字国債発行が必要)。

・ 衆院選が近く、コアコアインフレ率はゼロ接近なので、9月会合か11月会合では景気浮揚につながる措置が取られる可能性大だが、現状ではどれも持続性が低くなってしまう。


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    金融政策
登録日時:2016/09/03(10:22)

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