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ソフトバンクが子会社から配当金2兆3728億円を吸い上げ
ソフトバンクグループは、完全子会社のSBチャイナ・ホールディングスが2兆3728億円の配当を決定したそうです。
SBチャイナは中国・アリババ集団の株式を売却するなどして100億ドル(約1兆円)の資金を手に入れていたそうです。
ソフトバンクグループは子会社から資金を吸い上げ、英半導体設計アーム・ホールディングス買収に備えるようです。
アームの買収額約3.3兆円の原資として、1兆円はみずほ銀行からのつなぎ融資で、残り2.3兆円は手元資金でまかなうと説明していたそうです。
今回の配当金を受け取ることでソフトバンクグループは買収資金を確保できたことになるようです。
ソフトバンクグループの2017年3月期の単独決算では受取配当金全額を営業外収益として計上するそうです。
グループ内の資金移動のため連結決算の税引き前利益には影響がありませんが、税金を通じて純利益への影響が見込まれるようです。
親会社の立場からは子会社から配当を吸い上げるのは当然なのかもしれませんが、なんかあくどさを感じますね。
元々アームを買収しようとした時には資金の捻出先が決まっていたんでしょうね。
9984:6,494円、8411;167.6円
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関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) みずほFG(8411)
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