元祖SHINSHINさんのブログ

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笑える小説

北方謙三風な書き方なのだけれど、

その内容は、酒と暴力と女とジョーダンに充ち満ちている。

一瞬、これって筒井康隆なんじゃなかろうか、

などと思ったりする。

あるいは、筒井康隆って、この作風をパクったのかとも思う。

 

★「パルプ」

  チャールズ・ボコウスキー著 柴田元幸訳 ちくま文庫 2016.6.10.第1刷

 

「なーんか最近、つまんないなー」

などと思って、鬱々とした気分を吹き飛ばしたい向きにお薦めなミステリー小説だ。

 

そしてこの作品は復刻版。

ひょっとして、あのミステリ界の閻魔大王である小林信彦が、

「地獄の読書録」で紹介している可能性もあるのだが。

 

ところが調べてみたら、「地獄の読書録」では1959-83年の作品が紹介されている。

「パルプ」は1995年の作品ということで、それは思い違いだった。

 

「地獄の読書録」に、続編はないのだろうか?

ないとしたら、今から1984-2018版を、

誰か作ってみてくれないか?

 

その中で、絶版になっているオモロイ作品は。

どんどん復刻するべきだ。

 

 

 

 

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