socialcolorさんのブログ

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臨機応変

私のように、余程のことが無い限り現物取引しか行わない投資家にとっては、先週から今週にかけての一貫した下げ相場(昨日のNY市場を見るとまだまだ続きそうですが。)は困りもので、いらいらが募って憂鬱になってしまいます。
特にその傾向は、市場の暴落、長期の下降相場を経験していない初心者の方に多いと思います。
そこで、このような相場において、既に買いポジションを取っている場合の対処方法について少し書いてみたいと思います。
信用、先物、オプション取引を行わない場合、以下の二通りが考えられます。
①そのまま再度騰がるまでホールドする。
②損を覚悟で売り、これ以上の損失の拡大を防ぐ。(損切りする。)
①の場合、その取引での損は確定せず、気持ち的には楽なのですが、下げ相場では更に損失が膨らみ、塩漬け化しかねず、資金を固定してしまい、好相場での投資機会を逃す恐れがあるために、一般的には、②自身の損失許容度内での損切りが良いとされています。(短期での相場の上げ下げを気にしない長期投資の方を除きます。)
でも言うは易しで、なかなかこれが出来ないものです。売った後で騰がったら悔しいし。
このような場合、上級者の方はよく持ち株と同数の株を空売りして手持ち株へのリスクヘッジを行います。下げた場合、手持ちの現物株を返済にあてるのです。(これを繋ぎ売りといいます。)
私の場合、この手法を応用しています。まず市場のトレンドを考え、下降期に入ったと判断した場合、手持ちの株式を売ります。この時、損切りをすると考えると売りにくいので、ヘッジの空売りをかけた(自分の株券をお金に換えて市場に預けた)、と考えるのです。そして、更に株価が下がった時点で買い戻します。
例えば、1株1000円、1000株単位のA株式を持っていたとして、この株が900円に下がった時、売却し、800円で買い戻したとすれば、この時点で手許には、A株式と現金10万円が残ることになります。(簡単のために手数料、税金は考えません。)別に良い銘柄が見つかった場合には、そちらに乗り換えることも可能で、A株式のみのホールドした場合と比較すると優劣は明らかです。(ただし、トレンドの判断を誤ると逆の立場に陥るので、注意が必要です。)
時期尚早と判断する場合は、買戻しを無限に遅らせれば、損切りしたと同じことになります。要は、自分の中で理屈をつけて負けを認めないようにすることによって、損切りし易くしようという考えです。
かく言う私も、今回、トレンドが反転したにも関わらず自身の損失が小さかったことと、買いからの時間が短かったために躊躇し、売りが遅れました。まだ処分出来ていないものもかなり有ります。
’臨機応変’に対処するすべを身に付けたいと思います。
5件のコメントがあります
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    s.colorさん、こんにちわ。
    私も、現物株中心で一ヶ月前は多少現金化していたのですが
    現在90%以上現物株です。損切りは10%越えると逆にやりにくいですが、現在そこ近辺ばかりです。
    急なトレンド変換ですが、ほんとにもう上昇トレンドは終わったのでしょうかね?
    海外株は日本株に比べて上昇スピードが速く日本株は出遅れ感があったように思いますが、アメリカがもうゴールに到着して折り返し地点からバックしてきてます。
    判断する所まで来てるのかな?
    空売りのやり方ですが、現物株持っていて半年経つと現物で返すのはやった事ないんですが、簡単なんですか?
    売りの経験がないに等しいからどうも勇気がなくて?
    でも勇気を持ってやろうと思いますが。
    空売りしてそのまま持ってると半年後自分の株が自動的に無くなるんですか?その時売った金額が逆に入るってカンジカナ?

    私には、貧乏神が背中についてるって母に言われてますしね。あ~あ困ったな!?
    私の持ってる株は大半親父から引き継いでるんです。
    引き継いだ時は3年前でダウ10800円でした。
    じっと持ってれば2倍以上になってるのにさわり過ぎて余り
    +になってません。残念です。
    親父が持ってるときはMaxで、ダウ39000円だったのを覚えてます。それから7000円まで落ちたんですから凄いことになりましたよね。
    バブル期よりは会社自体は筋肉質になってるってどこかに書いてましたが、個人投資家が逃げ出すと下がるでしょうね。
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    Tanpanさん
    2007/8/4 16:35
    理屈では判っていると思っているのに実際はなかなか出来ないのが私の駄目な所です・・
    早く上級者になりたいです。ってまずは中級者を目指さなきゃ!!
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    ヨッシーさん
    2007/8/4 17:12
    socialcolorさん、いつも聡明なご意見を楽しみにしております。

    私は全く逆で信用100%ですから、暴落場面は①ひたすら耐える、②速やかな損切り、しか選択肢はありません。機敏に対応するのは損切りしかないです。かといって逆指値では瞬間的な下ブレの時に安く投げることになってしまいますので、私は常にS高で売り注文を入れておいて、投げると決めた瞬間に「成行」に変更して損切りをすることにしています。損切りに迷いは不要です。必要なのは決断だけです。

    現物であればつなぎ売りも有効なのでしょうが、資金の余裕がないと出来ませんからね。というか、みんな目一杯買いすぎでなかなかつなぎ売りの余裕はないのではないでしょうか。その辺が有効な手立てながら難しいところなんでしょうね。(とは言いながら、私は信用で目一杯全力勝負を常にしているので全く説得力はありませんが)
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    育成計画さん
    2007/8/4 23:26
    socialcolorさん、はじめまして。
    私も初心者のため現物のみです。

    今のように明らかに下がると分かっている局面では、
    ヘッジの繋ぎ売りをしなければいけないと思い知らされました。
    買いは「矛」で売りは「盾」、
    買いで優勢な時は矛で敵を打ち破れますが、
    受け身に回ったら「盾」が必要、と。

    基本は「天井圏での膠着はヘッジ売り」ぐらいにしようかと思います。
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    みやまな鉄砲長さん
    2007/8/12 10:12
    みやまな@みんかぶ巡回中です。

    初心者には、難しかったですけど参考になりました。
    「そういう考え方もあるんだなぁ」と。。。
    まだ、①→②移行中です。
    また勉強に来ますね。(^_^)/
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