投資歴20年のmasaさんのブログ

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ブログ

素人投資家の株日記

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ブログ(株日記)の文章はネットに公開してからも2~3度読み直し、訂正を繰り返しております。その後、完成してからホームページ上「素人投資家の挑戦」内にて更新のお知らせをさせて頂きます。よって、訂正を繰り返している間に読まれますと、完成したものと大きく違う場合がありますので、更新を確認されてからお読み下さいませ。
又、「勉強できる買付」などの更新情報も、ホームページ上で行っておりますので定期的にご確認いただければありがたく思います。

お知らせ
私が書いているこのブログが、廣済堂出版 『 ネットマネー 7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー 』 にて、紹介されました。
内容はホームページ 「 素人投資家の挑戦 」 上段をご覧下さいませ。
月刊誌なので、1ヵ月に1人。1年で12人しか紹介されませんので、とてもありがたいことだと思っております。


7月8日 火曜日

本日の日経平均は、前日比326円安の13033円となりました。
米国株は56ドル安。

「米国株について」
朝方は原油価格の急落や、大手企業による買収案などが買い材料となり一時は100ドル以上の上昇になっていました。ところが、午後に入ってから金融関連に悪材料が出ると急落、150ドルほどまで下げるところもありました。結局は引けにかけて大きく買い戻されて56ドル安。本日は乱高下する荒れた展開になっています。

リーマン・ブラザーズが、政府系住宅金融機関は追加増資が必要になると指摘したことで金融関連に売りが広がることになりました。およそ100ドル高から150ドル安まで下げたことを踏まえれば、いかに金融関連に対する悪材料へ神経をとがらせているのかを見ることができます。原油と金融どちらか一方が良くても、片方が悪ければ売られてしまう弱い展開になっていますが、金融関連に対する悪材料は必ず出尽くすものであり、こちらに関しては時間が解決してくれると考えています。前回の金融不安による下落でも、損失が見えてこない状態の時には大きな下落になりましたが、出尽くす一歩手前で買い優勢の展開になっています。このように「知ったらおしまい」で、損失が出尽くせば下げ過ぎているだけに買い戻されるところもあると考えています。

問題なのは、やはりというべきか今となっては当たり前になっている「原油価格の動向」です。本日は急落が安心感を誘いましたが、またいつ上昇に転じるか分かりません。
産油国による増産や代替エネルギーの開発により、やがて価格は下落すると考えられます。仮にそういった考えが広まる中で、実際に価格も下がってくるようであれば、高値で推移してきただけに投機マネーは一気に引き上げられる(利益確定の動きになる)かもしれません。半分以上の価格が投機マネーということを踏まえれば、原油価格の急落も起こりえる話ではないでしょうか。ただ、今の時点でそのようなことは考えられず、単純に「下げれば安心、上がれば不安」の相場が続くと思っています。株式市場にとって一番良い流れは、「原油価格が上昇へ転じても高値更新までに幅がある状態まで下がること」だと思われます。高値を更新し続けない限りは、高止まりしていたとしても投資家心理は落ち着いてくるのではないでしょうか。少なくとも、これから先は増産や代替エネルギーによって原油の需要は減る方へ向かっていくと考えられますので、高値を抜けない「頭打ち」状態になれば相場にとってプラスになると思っています。

最大の問題点は「景気」ですが、問題が大き過ぎる為に1日の株価材料で判断することはできません。よって、この問題を取り上げれば毎日同じことを書き添えなければいけない為に日記では省いております。
(本日は、金融と原油について書いてみました)

(チャートでみた場合)
午後に急落した理由は上記しておりますように分かるのですが、引けにかけて大きく買い戻された背景は少し分かりにくいところがあります。相場環境で考えれば、「政府系住宅金融機関に対する悪材料はショック安であり、行き過ぎだった」となり、行き過ぎた分だけ戻すと同時に悪材料も織り込んだと解釈することができます。その場合は、金融市場に対する悪材料へ抵抗がつき始めたことを意味し、上記しておりますように「出尽くし」が近くなっていると少しだけ考えることもできます。
しかし、需給で考えた場合には11120ドルが安値になっていることから、7月2日の株日記(チャートでみた場合)で書いておりましたとおり、11000ドルの一歩手前の抵抗になったと考えることができます。この場合は、「中途半端な上昇になることで起こる危険性」が少し高くなるかもしれませんので、注意が必要になります。こちらの危険性については7月4日の株日記「米国株について」を参照下さいませ。書いておりましたように、週末の相場が「絶好の逃げ場」だった可能性もあるのではないでしょうか。
下値抵抗の考えに変更はありません。詳しくは、6月27日の株日記(チャートでみた場合)を参照下さいませ。

このように両方の考え方ができる為、本日の相場から明日を予想することは難しく感じています。

「日本株について」
米国株がおよそ100ドル高になるも50ドル安まで売られてしまうなど、乱高下の展開になっていたことから警戒される売りが多く出ることになりました。寄り付き後は右肩下がりに急落となり、200円を超える下げ幅で前引け。後場に入ると一段安、その後は目先の下値抵抗とされる13000円が意識されることになり、その近辺での揉み合いに終始しました。

外国人投資家の売りを警戒する相場になっていますが、米国株が下げ続ける中であれば比較的値持ちの良かった(利益が乗っていた)日本株を売ってくるのは自然の流れかもしれません。今まで買い越し基調が続いていただけに、ある程度は売ってくるのではないでしょうか。

昨日に続いて悪いデータやニュースが目立つ相場になっていますが、株日記で書いておりましたように自分の投資方法をしっかりと考えておけば問題はないと思っています。

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