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教条主義的な財政規律は欧州経済の足かせに

 中国人民元は依然安い。
 これは1980以降のレートを見ると一目瞭然。
 最近の60%上昇など焼け石に水。

 しかも、中国は過剰設備そのままで海外へダンピング的な輸出を進めている。
 いわば焦土化戦術。

 先進国は中国発のデフレ圧力を抑えるため巨大緩和を続けざるを得ないが、それに使う国債を如何に確保するかが今後問題になっていく。
 教条主義的な財政規律に固執する欧州は、そこで出遅れる可能性が高い。

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 中銀官僚はどこの国も通貨価値の維持(通貨高)にこだわる傾向がある。
 加えて欧州は財政規律の縛りで緩和を拡大しにくい事情もあるし、経済大国のドイツがタカ派金融政策指向でもある。

 米国の経済指標もふらついてるので、10月、日米欧の金融政策は利上げも追加緩和もなく無風となる確率が最も高いと思う。
 これは世界的に(若干の)緩和不足状況が続くことを意味する。

 日中欧に景気浮揚的な動き無く、年内に米国利上げとなるのが当面の最悪シナリオだが、11月後半から12月上旬にその分水嶺が見られるかも知れない。
 日本の場合、追加緩和があっても小出しにされる可能性が高いが、緩和不足での財政出動は効果一時的になるので注意が必要である。

 最悪シナリオならば2Qの好決算はバックミラーの挙動になるだろう
 テクニカル、短期ではそれがどうしたという話にもなりうるのだが。
  

 
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登録日時:2015/10/18(02:05)

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