あおぞら郵船さんのブログ

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7/3 買い場か崖っぷちか

D090eb604  


【取引銘柄】
なし
 
【ポートフォリオ】
・第一三共 200株 3,090→3,080円 -8,000円
 
買い玉 62万円 余力 58万円
総資産 460,000円(含み益-8,000円 実現益+67,000円)
 
日経平均が11日連続で下落し、これは54年ぶりの記録だそうです。
ただし、あくまで値幅としては微減でしかなく、米市場がおよそ2年ぶりの安値まで暴落しているにもかかわらず、むしろ「よく持ちこたえている」という印象を受けます。
記録云々というならば、年初来安値を下回る暴落を喫してから言うべきではないでしょうか。
あくまで体感的には「横ばい」としか見えませんね。
 
さて、第一三共がついにリバウンドを達成しました。
プラスグレル承認延期の日の2730円→3130円と、+14.6%の上昇を果たしています。
その理由としては、500億円の自社株買いの実施に加えて、メリル証券が投資判断を「中立」→「買い」、目標株価3000円→3500円に格上げしたことが大きいようです。
結局、今回も「信じる者は救われる」という格好になりました。
ここまで見事に予想が外れると、むしろ気持ちが良いですね。
買収したインド製薬最大手ランバクシー社の成長で、プラスグレルの承認が3ヶ月遅れようと関係ない、という見方が大勢なのでしょう。
 
今回、アステラスと武田薬品は横ばいでしたが、第一三共は見事にディフェンシブ性を発揮しました。
ただ、ディフェンシブの特徴として、「市場が軟調な時にディフェンシブが注目される場合がある一方、その後、市場が反転上昇した場合、一時的に集中していた資金が引き上げられ、ディフェンシブは下落する。」という現象が、以前から何度も同じ光景がありました。今回はどうなるでしょうか。
ちなみに、ディフェンシブとは「景気の動向に左右されにくい安定した銘柄」を指すものですが、今の医薬品大手がそれに当てはまるかは微妙になってきているように思います。
相次ぐブロックバスターの特許切れと画期的新薬の枯渇、世界的な医療費抑制政策とジェネリック医薬品の推進により、業界の環境は悪化する一方ですし、武田やエーザイがそれぞれ9000億円、4000億円もの莫大な資金を投じてバイオベンチャーを買収するという「大きな賭け」に打って出ていますから、これなどはもはや「安定的」とは呼べないでしょう。
その意味では、ジェネリック事業だけでも成長していけるという状態になった第一三共などは、もっとも安定的と呼べるかもしれません。
 
 
「悲観的になっちゃだめだね~」




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