kabujin21mensoreさんのブログ

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Aタイムス:地味ながら着実な回復へ、買収対象になる夢を見て

アルバイトタイムスは時価総額がやっと100億円を超えた程度のちっぽけな会社だ。ゆえに株価は万年割安。現行の会社予想に基づくPEは10.5倍。2011年以降、景気回復とともに業績も順調に回復しているが株価評価は低いままだ。 

それは事業基盤は中部(静岡が殆どで名古屋進出中)でアルバイト求人情報誌を発行している。全国的に展開するリクルートの陰に隠れて地味な存在だ。年々ネット化する求人情報の波や、静岡地区の有効求人倍率が全国のそれを比較してまだ低いことから積極的に買われる向きはまだ少ない。 

静岡県の有効求人倍率は2014年1月に1.0を上回り、2015年1−2月までに1.13を回復している(2010年頃は0.4倍まで落ち込んだ)。3月は1.12倍で全国平均値の1.15倍を下回っているものの、通常地方の景気回復は都市圏から遅行することを考えればそう悲観的な数字ではない。 

同社による5月25日開示資料によると、静岡県で発行した媒体の求人広告掲載件数は前年比10.5%と増加した(ちなみに1月は1.3%。2月は1.6%、3月は4.6%と低い伸びであった)。 

会社側は売上高は12%増を見込むものの、子会社などへの新規投資を理由にマージンの低下を見込み営業利益見込みは4.8%増と計画している。円安の恩恵を受けて中部圏の製造業や観光サービス業などが回復の途を辿れば今期の保守的に映る予想も上回るかもしれない 

財務体質は良好だ。借入金はゼロ。現預金が33億円。自己資本比率が86.6%と高いのにも関わらず、ROEも20.2%と高い。配当利回りは2.95%。時価総額から現預金を引いた企業価値は70億円程度で、単純に10億程度の営業利益で割り戻すと(製造業でないのでここで減価償却費は加算しない)7倍程度。大手が買収するのは造作ない。 

4月中旬の決算発表と自社株買い(2.46%、70万株、4/15〜6/30)にもかかわらず、決算直後に327円をつけた後は軟調である。4月中に買い付けた株数は22万株。 
300円前後の株価では押し目買いを入れたい。
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