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お金がない

兜町から鎧橋を渡って蛎殻町に東京穀物商品取引所というところがある。
各種農作物の商品先物取引の上場商品を扱っている取引所だ。
昨日(火曜日)納会した大豆カスとアラビカコーヒー豆、ロブスタコーヒー豆の発会が今日(水曜日)にあった。
大豆カスには興味がないのでどうなったか知らないがコーヒーはアラビカが5番限に対して少しの上サヤ発会、ロブスタは下サヤ・・・というよりも同サヤといってもさしさわらなかった。
いつものようにアラビカの先限を発会で売り、前場2節(東穀は板寄せ取引を銘柄ごとに1日2~6回定時に行い、前場2節はいうまでもなく2回目の立会い)以降で各限月間のサヤを確認しながら任意の限月に繫ぎの買いを建てたり、売り足したりする(今日はやらなかったが)。

空いてる時間に堀留町にある東京工業品取引所の銘柄で日計りもする。
あいにくと取れるリスクのほとんどをコーヒーに割いているので日計りをするというよりも日計りにせざるを得ないというのが正しい。今日は持ち越してもリスクがなきに等しいので処分しそこなった金と金ミニの組み合わせを持ち越してしまった。

たまにサヤトリ屋の知人などから商品先物取引でもスパン証拠金制度の復活(3、40年昔はあったらしいがよく知らない、商品取引員の手数料稼ぎに悪用されてなくなったらしい)を望む声を聞く。

商品先物取引の現行制度では前月の価格水準に応じて1枚あたりに定額の証拠金制度を採用している。
大雑把にいって丸代金にたいして4%前後の設定がされている。1日の制限値幅は通常時3%に満たないし、たいていの日がこれに届くことはなく取引を終える。
だから導入されたらスプレッド割り増し料金などによって多少かわるが同銘柄異限月で売り買いの比率1:1でのサヤトリをするなら無敷き同然の極めて高いレバレッジを取ることも可能だろう。

私の場合いつもは言うほどレバレッジを利かせないのでサヤトリや繫ぎをする場合現行の証拠金でも不自由はしていない。
それでも上記の組み合わせはリスクは極めて小さい反面取れる利益は微々たるものなので、お金があれば取引数量を20~30倍に増やしてもかまわないと感じた(それくらいやり方によってはリスクを抑制できる)。

個人的には最小取引は小さければ小さいほど、取れるレバレッジは大きければ大きいほど選択肢の幅が増えて便利だとは思うが結局建てる枚数に応じた損益自体は変化がないので証拠金が高かろうと安かろうと建て玉枚数には変化はないと思っていたが・・・少し複雑な心境です。
2件のコメントがあります
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    ヨッシーさん
    2007/7/19 05:58
    私は株とeワラントをたまにする程度なので、商品先物には手を出したことはありませんが、なかなか難しい世界のようですね。慣れればいけるのかもしれませんが、慣れるまでに相当の授業料を払わなければならないようですね。
    当分、自分の領分で頑張りたいと思います。でも、少しずつ勉強はしていこうかなとは考えています。また分からないことがあったら教えてくださいね。
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    ヨッシーさんコメントありがとうございます

    特徴が違うだけで難しいのは株も為替も債権も商品も同じなので自分自身の性と資金サイズにみあったもので着実に進んでいけばまったく問題ないと思います。
    むしろ私には株の値動きの荒さが脅威でもあり魅力にも映ります。また、多くの株の割高さーと個人的にはずっと感じているーにはバブルはもちろん崩壊後の最安値時代でも常に買っていると頭を悩ます問題でした^^;;
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