瓜生 憲さんのブログ

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どこかで繋がっている?

友録98人になりました!第一目標の100人まで、もう少しです!

弊社では、日々、更なるサービスの拡充を目的に多くの企業様と連携に関するお話をさせていただいています。そんな連携を検討されている企業様にお話させていただくのは、我々が目指すところ。それは「投資家の拠り所」です。投資家の皆様が安心して売買ができる環境づくりが、株式投資の更なる普及への近道だと考えています。「投資家の拠り所」作りにおいては、投資家の皆様が広く繋がり、秩序あるコミュニティが形成されることが重要な要素の1つと考えています。『みんなの株式』は、皆様のような良質なお客様にご利用いただいていることから、誹謗中傷等を含め、悪質な投稿が極めて限定量に留まっています。これは既存の提携会社様からも高く評価いただいている点であり、『みんなの株式』と繋がっていただいている利用者の皆様のおかげと、弊社役職員一同、心より感謝しています。

仮にも、このような多くの方々にお集まりいただく場を提供させていただき、このように実名で日記等を書かせていただいている立場としては、広がりの中で幼き頃に知りあい、その後、連絡が取れなくなってしまった旧友に繋がったりしないか、と期待してしまう今日この頃です。

事業を始めてから、これまでとは比較にならない程、多くの方とお会いするようになりました。前職が顔を出す仕事だったこともあり、アナリスト時代の僕を一方的にご存知な方にお会い機会も稀にありますが、なかなか素の「瓜生憲」をご存知の方に繋がる機会に恵まれません。高校2年から大学卒業まで海外で過ごしたので、大学時代の友人・知人の数に限界があるのかもしれませんが、周囲を見ていると取引先等で「学生時代に・・・」みたいな話をよく耳にするので、ちょっと羨ましい気がします。

繋がると言えば、アナリストをやっていた頃、ニュースが出た際に、その材料が他のどの銘柄に繋がるかというアイデアを求められました。例えば「任天堂のDSが売れている!」というニュースが出た時に「任天堂が買い!」だけでは、機関投資家や証券営業マンとの会話は盛り上がりません。彼らが求めているのは、風桶(風が吹けば桶屋が儲かる:みんかぶプチセミナー第3回[注1]参照)的な発想か、ロング・ショートのアイデアです。ロング・ショートは、特にヘッジファンド[注2]と呼ばれる機関投資家で実践されていますが、買いポジションと売りポジションのスプレッドで「買いのみ」、もしくは「売りのみ」より、高いパフォーマンスを発揮することを狙ったものです。ロング・ショートのアイデア例としては、市場シェアの概念があります。簡単なところで、仮に携帯ゲーム機の市場規模に限界があるとした場合、DSが売れているということは、ソニーのPSPの販売が停滞する可能性が高いということに繋がるため、任天堂株を「買い(ロング)」、ソニー株を「売り(ショート)」と言ったアイデアになります。もしくはDSの主たる利用者は子供だろうから、今年のクリスマスは、ゲームソフトが多く売れ、他の玩具が悪影響を受ける可能性がある。だから、ゲームソフト株が「ロング」で、玩具株が「ショート」とか・・・。また時間や消費の概念でもそうです。ネットが普及すると、皆、ネットサーフィンに時間を取られるので、テレビの視聴時間が短くなる。だから、ネット株を「ロング」、テレビ局等、既存のメディア株を「ショート」する。更に別の例を挙げると、携帯電話の初期普及時には定額制の導入されておらず、若年層を中心に月額数万円も利用する人が急増しました。当時、その層を対象にビジネスを営んでいた企業の株価は、総じて悪影響を受けたものです。日本経済にしても、株式市場にしても、更には個々人の可処分所得や自由時間もそうですが、総枠が大きく変動することは稀です。しかし総枠を構成する個々を見れば、大きく変動していることも決して珍しいことではありません。つまり、個々の銘柄も、他の銘柄と繋がっていて、その繋がっている糸を手繰り寄せることができれば、より高いパフォーマンスが上げられるということです。無論、ロング・ショートについては、読みが外れ、逆のポジションを採った場合にダブルパンチを受けることも否めませんが・・・。

注1: http://minkabu.jp/special/b0003/index.html
注2: ヘッジファンドとロング・ショートについてウィキペディアでヘッジファンドを検索すると詳細な説明がありますので、良かったら、ご参考まで。

『みんなの株式』のPicks投稿を見ると、個々の銘柄に対する独立した意見が多く、また「売り」に関するPicksのパフォーマンスは「買い」に比べると低い状況にあります。買いPicksを投稿する際には、それに繋がる銘柄を同時に考え、売りPicksを書いてみる。無論、その逆も、しかりですが、そういった見方をすると、企業や産業の分析に一層の広がりが出てくるかもしれません。

特に実際に企業のサービスや商品を利用する消費者は、頭で考え、計算で答えを出すアナリストよりも、よりロング・ショートに向いている気がします。ちなみに僕も好きな洋服を買い過ぎた月は飲みに行く量を減らす必要があり、今月は夏のセールの影響で我が家の家計は服飾株ロングの、飲食株ショートです。


最後に、本日は早朝より、ランキング機能並びにポイント機能で不具合が発生し、ユーザーの皆様には多大なるご迷惑をお掛けしました。心よりお詫び申し上げます。
14件のコメントがあります
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    ウィルキンソンさん
    2007/7/18 18:57
    勉強になります。
    そういえば、社長が証券アナリスト時代はホールドコメントがほとんど見られなかった気がいたします。これもこのような観点から分析されたことなのかしら?とふと思い出してしまいました。証券アナリストとしての潔さを感じました。
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    あっきんさん
    2007/7/18 19:39
    勉強になりました。

    みんかぶセミナーもそうですが、瓜生さんの説明を聞くと、株式投資というものが身近に感じますね。
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    (*´∀`*)コンニチワ~♪ & っ´・∀・)φはじめまして.。*・☆
    今日はみんかぶちと繋がり悪いでつ=3

    おそれおお杉てカキコできませんですたが壁]ω・)ジー
    興味深く読ませていただきますた♪

    そうなんでつよね。。。
    表裏一体、逆の面、いろんな面を見る、
    コレ株だけじゃなく、どんな時においても
    必要だと思いまつ!

    株で言うとおこりんぼかあさんは
    ロングでしかほとんど入らないので
    売りPicksのが薄杉でつ。。。

    というわけで訓練やってみますた。
    おこりんぼ家の家計はお菓子株ロング
    ショート。。。ショートが。。。ない。。。
    帳尻あわせができない。
    赤字だ_| ̄|○ il||li
    しいているなら貯蓄資金株?
    もっとダメだ_| ̄|○ il||li

    ちょっと出直してきまつ。
  • イメージ
    以前サヤトリ屋の知人と株のロング・ショート背景思想がわからず単なるリスクの2重取りじゃないのかとクビをかしげて話したことがありましたが聞けばあっさり「成る程」と思いました。まあ、企業の事情に疎いのでロング・ショートを自分自身で使う機会はないでしょうが^^;
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    思惑さん
    2007/7/18 22:18
    >「売り」に関するPicksのパフォーマンスは「買い」に比べると低い状況にあります。

    現在、1円買い2円売りは600ポイントがつき、2円売り1円買いは300ポイントがつきます。
    この点数のつけ方は、あきらかにおかしいとメールでサポートの方に指摘した事項です。
    おかしくないとの回答を得ています。
    この点数のつけ方では、永遠に売りpicsに勝ち目はありません。
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    赤菱ちょびさん
    2007/7/18 22:29
    日記を読むたびに、自分の読みの甘さを指摘されている気分です。
    大変勉強になります。
    私のPicksは、正にこの会社のここが凄いから「買い」という単純なものです。
    反省。
    仕事が絡む業界だと、比較は簡単なんだけどなぁ。
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    yasuponqさん
    2007/7/18 23:40
    社長日記を読むたびに自分の勉強不足を痛感いたします。
    企業分析の深さと関連現象との連想が良い成果に繋がる
    と感じました。とはいえ難しく構えないでみん株で楽しみながら株式投資の勉強をしたいと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。
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    su-postgresさん
    2007/7/19 00:23
    こんばんは。

    株に関して言えば私は個別銘柄の業績がもっとも予想しやすい気がします。

    今はBRICSだVISTAだと新興国で新しい市場が興っていますので、世界に通用するモノやサービスを提供し、技術力や事業拡大プロセスそのものが他社の参入障壁になっているような会社はかなり高い確率で持続的成長の恩恵にあずかれるのではないかと考えています。

    私はサラリーマンとして事業に携わっていて実感するのですが、事業はうまく回りはじめるとそれなりの期間、強い上方向のモメンタムが継続すると思います。

    一方で、売りの予想は難しいです。
    そこで働いている人は必死に事業拡大のために努力しているわけであって、それがうまくいかないという反対のことを予想しなければならないからです。

    リスクヘッジとしては有効だと思いますが、個人投資家の余裕資金程度ではそこまでのポートフォリオを組むのは難しいですし、短期投資がゼロサムであることを考えると、売りは手が出しづらいです・・。
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    瓜生 憲さん
    2007/7/19 14:15
    ウィルキンソンさん
    おっ、良くご存知ですね。ご存知でない方のために、私はゴールドマン・サックスのアナリスト時代に、殆どホールド推奨をしたことがありません。だって、そうでしょう?株価は毎日動いています。横ばいの銘柄なんて殆どありません。だから推奨は常に「買い」か、「売り」でした。潔さは大事です。

    あっきんさん
    そうですか??ありがとうございます。そう言われると、書いている甲斐がありました。昔、誰かに「分かりやすく説明できなかったり、凄く簡単なものに置き換えられなかったりするのは、自分自身が本質的に理解していない証拠だ!」と言われたことがあり、それ以来、何でも分かりやすいものに例えることを心がけています。

    おこりんぼかあさんさん
    すみませんでした。昨日は不具合があったり、その影響か、レスポンスが悪かったりしました。ご迷惑をお掛けしました。でも、うちの(念を押しますが)優秀な技術陣が、きっと改善してくれますので、少々お待ちください。ちなみに私は技術面で、あまり?役に立ちません・・・。我が家のロング・ショート・・・それだけでも十分、雰囲気変わってくると思います。お試しください。

    1234567890qwertyuiopasdfghjkl;さん
    「成る程」と思ってもらえて、凄く嬉しいです。今後も、「成る程」と思えるネタを用意するように頑張ります。

    オニールさん
    確かにPicksポイントは%的な計算式になっているので、仰るとおりですね。ただ、絶対額でやってしまうと株価の絶対額の大小に影響を受けてしまったりしますし、結構難しいです。皆さんに納得いただけるポイント算出式の構築に頑張って参りますので、またアイデアがありましたら、お知らせください。ちなみに、私が書いた「売り」Picksのパフォーマンスはもっと広い意味です。投稿数等も含め、色々と混みこみの意見でした。分かりにくくてすみません。

    赤菱ちょびさん
    株だからと難しく考えずに、日常の延長線上の自然体で選んでいたら、簡単になると思います。赤菱ちょびさんのコメントとは若干関係ないですが、個人的に株選びは、街で服を買うのと近いと思っています。お店に入る前に価格を見たりはしないですし、見る前に生地を触ったりもしません。よく銘柄選びの中で、普段は入るお店を選び、お店に入って服を見回し、その中で気に入った服を触り、値段を見て、予算と合えば試着して・・・みたいな自然の流れとは全く異なった動きをされる方が多い気がします。

    yasuponqさん
    そうです!難しく構えないのが一番だと思います。気楽に行きましょう!

    su-postgresさん
    コメントの前半は、いわゆるトップダウンアプローチによる銘柄選択や業績予想に通じるものですね。視野が広がってくると、大枠の方向性とした「買い」か、「売り」かを判断することを考えれば、仰るとおりだと思います。ただ、su-postgresさんのアプローチは、結局いくらまで買って良くて、いくらで手放さなければいけないのかという点の見極めがレベル高めかもしれません。売り単独で考えると、仰るとおり、難しいので、買い銘柄を選択する時に何故その銘柄が買いになったのか、という背景に、隠れ売り銘柄があるという考え方です。なので、実際にはあまりヘッジにはなりません・・・すみません。
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    タジーさん
    2007/7/19 15:09
    社長様
    日記書き込みありがとうございます。
    おかげで初回から社長書き込みがあるサイトになり、大変感謝しております。
    su-postgresさん
    売りについての見解は全く同感です。
    みなさん事業に取り組んでいる人は、事業に猛烈な思い入れがあるはずで、慎重論というのは書きづらいです。
    しかし、だから慎重論は大切だと言う見方もできるはずです。
    独自意見として、売りの書き込みは、特に文章技術がいると思いますので、社長にプチセミナーでも開いて頂けたら幸いです。
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    瓜生 憲さん
    2007/7/19 18:09
    タジーさん
    売りの投稿に関する文章技術・・・しかも、プチセミナーで・・・。担当者と検討します。
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    瓜生 憲さん
    2007/7/20 14:41
    一応、念のため、補足をしておきます。
    ロング・ショートにおけるショート、つまり「売り」については該当銘柄というか、企業の活動を否定するものではありません。競合会社の動きを含めた環境変化の中で、業績自体に悪影響が生じたりすることもそうですが、バリュエーション(評価)の軸に調整が掛かるタイミングもあります。
    ちなみに私も、もと事業会社で働いていた人間として、それ以上に現在事業を営む人間として、企業とそこで働く人たちの思いは人一倍感じております!
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    たきどんさん
    2007/7/21 02:04
    瓜生憲さんて実名だったんですね・・・。
    語呂のいい名前ですね(^^)

    このロング・ショート戦略、GSのヒトは大好きですが、かなり難しい手法だと私は思います。
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    su-postgresさん
    2007/7/21 02:35
    売りが難しいというのは、投資スタイルによるのかもしれないですね。

    私も、事業への思い入れに関しては、道徳的な意味を込めてコメントしたのではありません。
    誤解を与えてしまったらすいませんです。。。

    社長がおっしゃるように、バリュエーション(評価)の軸に調整が掛かるタイミングもありますし、何かがふくらめば相関してしぼむ何かもあると思います。
    また、空売りのシステムは、流動性やリスクヘッジの機会を与える上でとても優れたシステムだと思います。

    ただ、長期的に考えると経営者になれるくらい優秀な人は業績が不振に陥ってしまっても思いと気合と能力で事業を復活させそうな気がするのです。
    一時的には大変でも時間があれば復活させてしまうと・・。

    そのように考えると、売り予想って難しくなってしまうなぁということでした。
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