jojuさんのブログ

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みん株メインスポンサーに嫌われる中長期投資について(--;

以下、投資に関する議論から抜粋、、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(中略)

 そう、世の中は合理だけで動いてないから、中短期的には(人間社会の?)不合理な「現実」に合わせて売買を繰り返すのが良いように見えるでしょう。
 これは多くのヒトが陥る落とし穴だと思います。

 なぜなら、中長期的には世の中はなるようにしかならず、必ず合理から外れた行為が是正されるような変動が起きるから。 これもまた世の中の「現実」なのです。 お馬鹿・不合理な行為=利益伸び悩みの行為は(そうでない勢力とのパワーバランス崩壊ゆえ)持続不能なので必然そうなる。

 で、そのような「不合理の破たん」をとらえるように投資するほうが(合理への修正をサポートすべく投資するほうが)、より確実に大きな投資収益が得られると思うのです、当方的には(--;

 ちなみに当方の相場を見る軸は、常に、「中長期投資収益の最大化(持続的な投資収益の最大化)」です。
 持続的な投資収益最大化、、ということには当然、「リスクの最小化」が包含されてます。

(中略)

 大きい利益を得るためには大きいひずみが必要です。
 大きいひずみで利益を取るためには長期のポジションが必要です。
 ひずみの解消が短期で起きたとしても、です。
 ひずみは短期で溜まらないからです。

 だから投資では中長期の視点が必要
 しかし、短期に注力すると、どうしても余裕が無くなり、中長期は見えなくなりますよね。
 逆に中長期で見てると、肝心な時の短期変動(ファットテール含め)をとらえやすくなる


(中略、、、以下、ちょっと議論がずれますが歪み拡大の原因について)

 私は世の中の不正、利権は無くなる、と言ってるわけでないので誤解なきよう
 人間の防衛本能(=損失回避の本能=公正希求の本能=市場原理を起こす原因)が強固なのと同様、甘い汁を求める欲求も強固ですから、不正、利権(=公正からのかい離=市場原理からのかい離)もなくならない。

 しかし、世の中の不正はなくならないでしょうが、不正の固定化は持続不能なんです。
 で、経済への政府関与の拡大とは、市場原理からのかい離拡大であり、資源配分のひずみ拡大であり、不正の一方向への拡大、不正の固定化と同義なんです。

 資源配分の歪み拡大は経済成長を低迷させるので、それは必ず破綻する。 パイが増えない中で不正(利権)を維持するのは無理があるからです。

 つまり、市場原理からのかい離拡大=公的部門の経済関与拡大(=官僚統制=利権政治(不平等政治)もしくは社会主義的政策(悪平等政策))には持続性がない、ということです。
 実際、歴史はそうなってます(江戸時代・日本の長期経済低迷、社会主義国ソ連の凋落、福祉国家だったイギリスの凋落、福祉拡大の左翼政党vs利権拡大の自民党での日本経済の1975以降の長期低落)。 定性的にも現実的にもそうなってるのです。 
 
 これに対し、経済の自由度を高めると、お互いに不正の潰し合いが起きるので、不正は無くならないものの、不正の固定化はないし、固定化しないから不正の一方向への拡大(=市場原理からのかい離拡大)も起きない。
 で、そういう状態のほうが資源配分が歪まず経済が発展するので持続性が高い

 歴史は経済的自由の拡大と縮小の繰り返しですが、前者のほうが持続性が高いからこそ、後代になるほど経済は発展し、自由度は拡大し、民主も拡大となってるわけです。

、、というわけで、自由社会での不正の潰し合いを混乱ととらえ、管理社会の中での巨大な不公正を秩序と見なすと、世の中はお馬鹿な方向に進みます。 

 さて、1975以降の日本はどうでしょう?

 多くの日本人は1975以降の日本(=経済的自由縮小の時代=低成長化の時代)しか知らないので、日本は昔からずっとそうだった、変わらない、と思うかも知れませんが、こういう時代のほうが日本の歴史では長くないのです。 



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