ソードさんのブログ

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実感できない景気はいつまで続く

GDP成長率、2007年度も高成長でした。
わーい、日本は景気がいいぞ~。
って、なわけあるかいボケェ!
とまあ、ちゃぶ台をひっくり返したい気分です。
教科書どおりの経済学だと、GDPが伸びているってことは経済が好調で賃金が伸びることになります。
(同時に物価も上昇していきますが)
となれば、GDPの上昇は国民の所得が上昇し、国内の消費が拡大し経済の更なる発展を促します。
が、今の日本はそうではない。(世界的に見てもその傾向がありますが)
経済は、統計学上は上昇してますが実態はそれと反した内容です。
企業、特に資源関連の商社や石油関連の企業が経済収益を上げており、そういった企業がある意味では牽引役となってGDPを押し上げてます。
だから、数字の上では経済が拡大しているということになりますが、肝心の労働者の賃金が上がっていないということがあります。
だから、GDPがあがっても我々はそれが実感できない。
年率換算で、2007年度では3%程度の上昇。
ということは、単純に計算すれば3%程度の賃金上昇が期待できるということなのですが実際は微増。
国内の経済を支えているのは、個人消費なのですが物価高と賃金の抑制でその伸びは完全に期待できません。
現在の外需依存の日本経済は、ここ2、3年はそう大きな変化はないでしょうがその後の経済を考えると労働者の賃金上昇を考えないといけないと思います。
国際競争が激しい今日という金科玉条で賃金の抑制は最後には国内の経済を弱体化させているという方式にそろそろ気づいてほしいものです。


ブログやってます。
暇な人は見てください。
http://gandamuf99.blog82.fc2.com/
2件のコメントがあります
  • イメージ
    金の延べ棒さん
    2008/5/24 22:53
    とにかく格差ですね。
    上に上がらなきゃ。
  • イメージ
    ソードさん
    2008/5/25 00:08
    金の延べ棒さん
    お久しぶりです。

    そうですね。
    上に上がりたいのですが、上がる手段がない今の日本。
    正社員になれない社会。
    給与が上がらない社会。
    格差が広がる社会。
    若年者に希望がない社会。
    ないものづくしです。
    いまさらですが、誰がこうしたのやら。
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