なかなか底堅い

[映画ずきのしんちゃんさん]

５月１２日の日経平均は、１３７４３．３６円（８８．０２円高）となった。為替をみながら上下に振れたが、日足では基準線１３５２２．５４を割らずに維持した。とはいえ、ＭＡＣＤはシグナルを切ってきており、日足ＲＣＩが下げており、しばらく調整に入ることは避けられないので、どこで踏みとどまるかが注目である。週足をみると、基準線１３８９９を少しわった水準になっているが、週足ＲＣＩはまだ上昇しており、下げの勢いはあまり強くない感じがする。月足のＲＣＩがなお上げているのも心強い。もっとも月足は雲の上限１４０２２のところでぴたりとおさえられている形なので、なかなか上にあげるのは難しそうではあるが、雲の上限自体がじりじりとあがってきており、それにそってあげてゆく形になっており、同じように徐々に上げてゆくのを期待したいところだろう。企業決算の発表を控え、物色方向が定まらないし商いも増えていないが、下値は堅くなってきていると思うのだが、どうだろうか。
　ＮＹの動きは現時点ではまだはっきりしないが、為替は、日足ＭＡＣＤ、ＲＣＩが下げており、当面円高への振れ戻しの局面にはいっていることは疑いがないが、日足では基準線１０２．８６を守っており、週足のＲＣＩなども上昇中であることから、押しは限定的ではないかと思われる。月足ＲＣＩもやはり上昇し始めており、昨年来の円高局面は一応終焉しているように思われるので、為替がこのあたりで踏みとどまれれば、日本の株価も徐々に落ち着き反転して可能性がたかまりそうだ。