映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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目先調整だが、基調は上昇か

9日の日経平均は13655.34円(287.92円安)と大幅安となった。企業業績がさえない中、円高へ動いた為替をみて、下へふれたのだろう。水準としては、日足の転換線を割ったところだが、日足の基準線は13365であり、まだかなりの距離があるが、日足のRCIが天井を打っているため、しばらく調整局面に入るのはやむをえないところだろう。どこまで下げるかが問題だが、日足基準線近辺までは調整する可能性はある。週足も、週足基準線13899を突破できず、下降をはじめている。週足基準線はまだ下向きで週足基準線をこせていないので、中期的な調整にはいるとすると、週足転換線12949を試す可能性もなきにしもあらずである。週足のRCIはまだ上昇しているが頭を丸めており、頼りない。ただし月足も雲の上限14022を越えられずに雲の中にとどまっているものの、月足RCIは明確に反転しているので、長い目でみれば上昇方向ではないかと思われる。外部要因としては為替、国内要因としては企業業績が下振れの要因となるが、上下しつつ、悪い材料を順々に織り込んでゆくプロセスと期待したいところだ。

NYダウのほうは9日、12745.88(‐120.90)で終わった。水準としては、日足転換線を割り、日足基準線12701をようやく守っているところ。日足RCIは下降中なので、目先はまだ調整がしばらく続きそうだ。週足では雲の下限13068でぴたりとはねかえされて下降する形となっているが、週足基準線12707でぴたりととまっているところ。この水準を割ってくると、中期的な調整になる可能性がある。月足は転換線をまもりきれずに上髭で転換線の下に沈んでいるが、こちらも月足RCIは反転基調なので、長い目では、下トレンドは変わりつつあると思いたい。

為替は円高に振れはじめている。日足のRCIは天井をつけて下降し始めているので、まだ円高への振れは続きそうだ。当面日足基準線102.44、日足の雲上限102.06あたりがめどではないか。週足で見ると、基準線105.08を越せずに押し返された形であるが、週足のRCIはまだドル高方向へ上昇中。月足のRCIもドル高方向へ折り返しつつあり、上の節目を突き抜けてどんどん円高へいくという気配でもないと思われる。為替がそこそこの水準で落ち着けば、日本株は、自信をとりもどしそうなのだが・・・
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