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トヨタに死角はないのか?

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トヨタ自動車の08年3月期の営業利益は1.4%増の2兆2,703億円、税引き後利益は4.5%増の1兆7,178億円だったとのこと。いずれも過去最高です。新興国が収益を引っ張ったようですね。売上高もGMを上回っており、実質世界最高の自動車メーカーとなっているわけです。

ただ、そんなトヨタも円高と資源高には勝てないようで、今期の業績見通しは、売上高が4.9%減の25兆円、営業利益が29.5%減の1兆6,000億円、税引き後利益が27.2%減の.兆2,500億円の減収と大幅な減益を予想。北米の不調も響くようですな。

ただ、果たしてそれだけが弱みなのでしょうか?別に個人的にはトヨタを嫌いだとは思いませんし、恨みつらみも僻みもあるわけじゃないです。ただ、何で悪い話がないんだろう?大手企業なら悪い話があってもいいはず。それが『ぱっと見で存在しない』のがなんとも不気味。
そう・・・つまり外からは『トヨタのいいところ』しか言われていないのです。悪いことを言ってるのは週刊誌か個人くらいなもの。それが怖いところですかね。『トヨタ』という日本最強にして最凶の企業集団の内面なんかよくわからんわけです。こういっちゃ何ですが、三菱自動車だったら大問題となるものがトヨタだったらどうなるか・・・どうなるんですかね?

精神論はこのくらいでいいでしょう。こんなことは庶民の僻みでしかありません。誰が何と言おうとトヨタは収益を出しているわけです。
ただ、世界1位ということで自動車の総本山である米国で摩擦がおきうることは前々から言われています。実際にはモノ自体売れていますし、現地で雇用を作り出しているので、それが全て正しいかというとそうでもないのですが。
そして・・・1位である故人材流出が起きていることが密かな(?)問題でしょう。北米トヨタの社長を務めたほどの人材であるジム・プレス氏はクライスラー、ジム・ファーリー氏がフォードに移籍。ライバルにとっては獲得なんですが、トヨタにとっては失うことになるわけです。

もっとも、トヨタは人材の層が厚いでしょうからそんなに困りはしないのでしょうが、これからも引き抜きは起こると思われます。
そしてトップということで追う方から追われる方に転換するわけです。今までと同じ観点では商売できないでしょう。その事実こそが最大の弱みとなるのではないでしょうか?






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