boowaveさんのブログ

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家という概念

あまり面倒くさいことを言うつもりはないのだけれど“うち”という言葉を日本人は無意識に(でも盛んに)使っているような気がする。
曰く“うちのカミさん”とか“うちの会社”“うちの家族”...。
問題なのは“うちの会社”...やだね、勝手に身内になっちゃって。
自分で“うち”と広言するほどワラジを脱いでいる“カイシャ”がご本人を身内と認定してくれてるワケじゃないのに...。
でもよく使うよね...殆どそれと意識しないで...昼時の定食屋なんかでのサラリ~マンの会話聞いてると頻繁に“うちの会社”って発言が飛びかってる。
日本人特有の帰属意識ってやつなのかなぁ~。
何かの組織に属している...構成メンバーの一部である...日本人って自分がそ~ゆ~状態であることに精神的な安定を感じるのだろうか?
ブルドックやらスティ~ルやらTOBやら、昨今のお賑やかな話題も、赤穂浪士の忠臣蔵に代表される日本人特有の“お家”に対する「こだわり」と「帰属意識」&「忠誠」、そしてそれに対する西洋の乾ききった「ドライな価値観」との接近遭遇とカルチャ~ショック...そんな風な見方で観察すると、何となく水面下に別な「解」があるような気もする。
「うちの会社」...その言葉だけは使うまい...それを自分の哲学にしてきたけど、リストラされたのはそれが原因だったのかも...。
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