abe-reiji-2013さんのブログ

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欧米の反落を受け続落も、連休前のポジション調整で反発も

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おはようございます。


昨日の日経平均は、NYダウの続伸にもかかわらず、東証の取引時間前に売り方が3,500枚弱ほどの出来高となる売り仕掛けを行ったことにより、シカゴグローベックスの日経平均先物を14,410円とシカゴグローベックスの終値から70円ほど下落させたことに影響され、日経平均は14,397.90円と前日比-27.17円の小幅な反落で始まり、終値が14,387.27円で前日比-37.80円(-0.26%)と始値よりほぼ同値の小幅な反落で終えた形となっています。


売り方がこうした売り仕掛けを行ったのは、このところの上昇で不利な状況にあることから、買い方に広がる急上昇による短期加熱に伴う高値警戒感を利用して少しでもSQの清算値を引き下げようとしていることによると思われます。


日経平均先物は朝の寄付き直後の9:00の始値14,400円から売り方が売り勝つ形で9:07に14,460円まで値を戻し、それに主導されて日経平均そのものも14,455.37円の前場の最高値をつけています。


その後は一進一退を繰り返しながら円高に振れたことに影響されて徐々に下落し、前場の引けは14,382.92円と前日比-42.15円(-0.29%)と朝の寄付きから少し下げ幅拡大することになりました。


この下落が円高ドル安になったことによるもののせいか輸出銘柄の比重が日経平均より大きいためTOPIXは寄付き直後の9:01の1,188.69を最高値としてやや早めに下落する形になっています。


後場の寄付きは14,388.33円と前場の引けとほぼ同水準で始まりましたが、直後から買い方が日経平均先物を買い上げて12:38に14,410円まで値を戻し、日経平均も14,400.84円まで値を戻して14,400円の大台を回復しています。


その後は一進一退を繰り返してやや弱含んで日経平均先物が大引けに14,380円となったため、それに主導されて日経平均終値が14,387.27円で前日比-37.80円(-0.26%)と始値よりほぼ同値の小幅な反落となっています。


なお、昨日はTOPIXは1,183.19(前日比-6.06、-0.51%)、東証1部時価総額は前日比-0.40%といずれも日経平均よりやや下落率が高めの前日比で小幅に下落し、東証1部では値上がり銘柄が713(40%)で値下がりが894(50%)と値下がり銘柄が値上がり銘柄をやや上回っており、この点から見ても下落が小幅に留まったことの影響が見られます。


また、小型株・新興株のマザーズ指数は730.74(前日比+15.79、+2.21%)、JASDAQ指数は91.27(前日比+0.42、+0.46%)(TOP20が前日比+0.44%、スタンダード指数が前日比+0.35%、グロース指数が前日比+3.49%)とほぼ全面的に続伸となっていますので、日経平均の大幅な上昇に伴う大型株へのシフトは一段落し、小型株・新興株は上昇しています。


なお、売買代金はが東証1部が前日の2.26兆円から1.74兆円へ2日連続で減少して今週初めて2兆円を割り込み、やや薄商いになっています。


また、JASDAQスタンダードは760.14億円と前日の940.03億円から増加し、JASDAQグロースは110.55億円と前日の136.98億円から減少となっていますので、新興株・小型株は薄商いが続いてます。


なお、このところの上昇による高値警戒感は欧米でも広がっていることから、昨晩のNYダウも始値こそ15,327.14ドル(前日比+1.14ドル)とほぼ横ばいで始まったものの、

NY時間10:20に15,345.32ドルまで上昇したものの、NY時間10:20には15,345.32ドルまで下落、NY時間13:40に15,345.32ドルまで再び上昇と一進一退を繰り返して15,300.64ドル(前日比-25.96ドル (-0.17%) )と小幅に反落して終えています。


こうしたNYダウの反落を受けて、シカゴグローベックスの日経平均先物は東証終値のころの日経平均先物から小幅に下落して14,330円と前日の東証終値から-55円でドル円相場も1ドル99.4円前後と前日比0.5円ほど円高ドル安なっていますので、本日の日経平均は小幅に続落して始まることになりそうですが、SQ通過後は上昇傾向が続く中での連休前ということから、ポジション調整はやや売り方が多めとなり、逆に反発する可能性もありそうです。


なお、シカゴグローベックスの日経平均先物は東証の取引時間前に3,000枚を超えていたにも関わらず、出来高が17,896枚と前日の42,533枚から大幅に減少していますので、本日の東京市場も薄商いとなるものと推測されます。


また、NY日本株ADRも下記の通り東証終値からほぼ横ばいか下落となっていますので、この点から見ても小幅続落して始まりそうです。


ファーストリテイリング (9983)ADR円換算 34,944 東証比: -356(-1.0%)

ファナック (6954)ADR円換算 16,441 東証比:  -119(-0.7%)

ソフトバンク (9984)ADR円換算  6,665 東証比: -5(-0.1%)

京セラ (6971)ADR円換算 10,672 東証比: -58(-0.5%)

トヨタ自動車 (7203)ADR円換算 6,264 東証比: -6(-0.1%)

本田技研工業 (7267)ADR円換算 3,818 東証比:  -27(-0.7%)

日産自動車 (7201)ADR円換算 997 東証比: +1(+0.1%)

ソニー (6758)ADR円換算 2,105 東証比: +2(+0.1%)

パナソニック (6752)ADR円換算 911 東証比:  -10(-1.1%)

シャープ (6753)ADR円換算 362 東証比:  -1(-0.3%)

東京三菱UFJ (8306)ADR円換算 633 東証比:  +1(+0.2%)

三井住友FG (8316)ADR円換算 4,741 東証比:  -9(-0.2%)

みずほFG (8411)ADR円換算 213 東証比: -2(-0.9%)

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