日本郵船は今期連結営業利益６％増予想・商船三井は４％減予想

[agawaさん]

日本郵船（９１０１）が昼休みに発表した０８年３月期の連結決算は、営業利益が前の期比９３％増の２０２０億円だった。鉄鉱石や石炭などのバルク貨物の荷動きが増えたうえ、不定期船の運賃が上昇し、利益水準を押し上げた。年間配当は２４円（前の期は１８円）とする方針。今期の営業利益は６％増の２１４０億円、経常利益は６％増の２１００億円、純利益は２３％増の１４００億円をそれぞれ見込む。為替レートは１ドル＝１００円を想定している。商船三井（９１０４）の０９年３月期の連結業績は営業利益が４％減の２８００億円にとどまる見通し。米景気後退の兆しが出始めており、新興国へも波及して、世界的な荷動きに影響を与えると想定。燃料価格の高止まりや修繕費などのコスト増も利益を圧迫する。経常利益は０．７％減の３０００億円、純利益は５％増の２０００億円、年間配当は３１円を見込む。日本郵船の株価は１２時４５分現在１０２１円（△１２円）。商船三井は１４０９円（▼２４円）。