今日の金融市場は？

[akkiiさん]

   

先週末はドルとNY株が堅調だったことから、週明けは円安株高で進むかと思われます。
今週の円相場のポイントは1ドル104円を回復するかどうかなんですが、ドル円が急激な動きをしたことから、取引開始直後は調整が入るかと思われます。週末の東京市場よりは大幅な円安になるかと思いますが、そのまんまNYの終値までいくかどうか。一度103円00銭～50銭の範囲まで落ち込む可能性もありますが・・・そこは株式市場次第ですね。

続いて株式市場ですが、大幅上昇の気配。米国でいろいろ問題となっていた金融機関の決算が出揃ったことで、安心感が広がりそう。今のところは悪材料に対してのパニックが少なくなっていますね。日経平均はまず13,500円をクリアするかどうか。そして、それが安定すれば14,000を目指す展開にもなりそうです。
そんなこんなで銀行株に幅広い買い注文が入るかもしれません。そして、円安効果で輸出関連も堅調でしょう。ついでに言うなら商社株の人気も顕在か。

商品相場は油高金安という妙ちきりんな展開か。原油は供給懸念がある上、イラクできな臭い動きがあるので、当面は1バレル110～6ドルを中心に動くでしょう。予想変動幅はドル高と利食いの分です。
ただ、ドル高ということで金は下がる可能性が高いです。国内はちょっと位の下げでしたら円安でカバーできるのですが、NYでそれを上回るほどの下げになっていますので、ちょっと厳しいかな。1g3,050円までは想定したほうがよさそう。ただ、上昇基調にはありますので、ドル円が落ち着いたところで買うのは面白いかもしれませんね。

さて、先週はいろいろと大騒ぎな1週間でしたが、今週は落ち着きを取り戻しそう。市場心理は好転しつつあり、買いを入れるにはいい時ですが、こういうときだからこそ欲張りすぎずに着実にやっていきましょう。





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