★自民は参院選で政策修正を（財政出動＝利権バラマキ）

[jojuさん]

　安倍政権の財政出動政策は正しいのか？

　無駄なもの、利権絡みが多くないのか？

　経済成長を高める効果は低く（というか低める効果があるうえ）、財政悪化だけ引き起こすのではないか？ 

 

　三橋貴明氏などは財政出動歓迎論だが、財政出動が正しい、効果的と言うならば、なぜ、財政出動の事業収益率を評価しようとしないのか？

　財政出動の事業収益率を（事後）評価するシステムを作ろうとしないのか？（それは当然、外部機関に評価させるべき）

　なぜ、財政出動の透明性を高めようとしないのか？（透明性を高めれば、国内外の経済学者が政策効果の是非を詳細に分析するはず）

 

　要するに自民党の財政出動政策は、お客（国民）に商品を見せずに押し売りするサギ商売みたいなもの。

　商品を見せず、売った後の使い心地も分からせずに、客（国民）から金をむしり取っているわけです。

 

　財政出動正当化論者は大恐慌時のニューデイール政策を範に上げるが、この政策も事後の戦争、戦後復興での過剰雇用吸収がなければ失敗したはずです（参照＠★財政出動は公共事業に関わるヒト、業界にもマイナス）。

　高橋是清の積極財政も、是清暗殺後の軍部による野放図な金融緩和継続、戦争景気で負の側面が消されている。

　これに対し、今回は金融緩和を抑え、消費税２０％の再増税へうごめく勢力（財務省）がいるので、事後、積極財政の負の側面が出やすいです（だからこそ、財務省（日経●聞の記者とかも）は財政出動にもけん制的なのです、、経済状況によっては再増税の邪魔になりうるから）。

 

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　安倍政権の政策でまともなのは金融政策と外交政策のみ。

　それ以外は、概ね、旧来の自民とほぼ変わらず。

 

　安倍政権の政策は、全てが悪かった民主党政権よりはマシだが、日本の長期低落を逆転させるものにはなっていない。

　今回の景気回復局面ではプラス方向に見えるでしょうが、景気循環均しで見れば、日本を長期低落させてきたこれまでの自民政権と何ら変わりない。

 

　自民が変われないのは、長年、官僚や支持者（地方の少数の利権有権者）と弱みを握りあってしまい、絶対に離れられない関係にあるから。

　それでも、労組、マスコミの左翼勢力と密着し、離れられない民主党よりは反国民益的ではないけれど（詳細は補足参照）、国民益にマイナスなことに変わりはない。

 

　次の参院選で第三極（みんな）を躍進させ（躍進しても安倍政権転覆にはならないので混乱は起きない、、、それにみんなの党は何でも反対政党ではなく、是々非々の政党である）、安倍政権の政策のおかしなとこを修正させるのが国民的（＝投資的、年金的にも）にはベストです。

 

 

 

（補足）　左翼政党が反国民益になるのは、働き者から金を巻き上げ怠け者にばらまく政策を大々的に行うから。　これでは誰も真面目に働かなくなるので、国全体が怠け者と貧乏人だらけになっていく。

　彼らはそれを金持ちから金を巻き上げると正当化するけど、階級の無い自由経済社会では、金持ち＝働き者なのです（少数の例外はあれども）。　

　自民の利権バラマキ政策も、働き者から怠け者への富の移転ではあるけど、バラマキを受ける怠け者（利権有権者）はごく少数の人間である。　少数だからこそ利権なのです。　少数だからこそ国民全体を怠け者にする弊害はない。

　左翼の言うように、不正な金持ちが多くいるならば、第一にやるべきは不正をただすことのはず。　しかし、彼らはそれをしようとしない。　『公平に』というが『公正に』とは言わない。　なぜなら、それをやると、左翼勢力（労組、マスコミ）の不正もあぶり出されてくるからです。

　労働貴族（労組幹部の優雅な暮らし）の問題や、業績右肩下がりなのに役所に保護され平均年収千数百万を謳歌するTV業界・新聞業界の問題、、等々。

　国民にアメ玉（元手は国民の税金）を配りまくり甘言をろうしまくって権力を奪取し、権力奪取で自己の利権を盤石化させる、、、、これが今も昔も変わらぬ左翼の行動パターン（角栄以来の自民も同じだが、アメ玉を配る先が少数）。

　革新勢力、進歩的文化人と自画自賛するが、実態はワンパターンの保守的な詐欺師に過ぎない。