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2008.03.31 国内生産のほぼ50%

中部の先端技術 新たなステージへ
(2008年3月30日 中日新聞朝刊抜粋)
 
●航空宇宙産業 中部から世界の空へ 国産ジェット機テイクオフ
 
 中部地方は自動車だけでなく。航空・宇宙産業の一大集積地でもある。共立総合研究所によると、国内の航空機関連生産高の47%が愛知、岐阜、三重の東海3県に集中。三菱重工業による国産小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の事業化に注目が高まっている。
 
 ボーイングの次世代中型旅客機「787」でみると、三菱重工が名古屋市港区で主翼を生産。川崎重工業は前部胴体などを愛知県弥富市で製造する。
 
 富士重工業も同県半田市に工場を設け、制御装置大手のナブテスコは岐阜県垂井町に生産拠点を構えている。これら大手から部品加工を請け負う企業も多い。
 
 機体を軽量化し、燃費向上に威力を発揮する炭素繊維複合材の開発・生産も中部に集まってきた。東レや三菱レイヨンなどの素材関連企業が相次いで拠点を設けている。
 
 航空・宇宙産業はすそ野が広く、地元への技術波及効果も見込めるとして、行政も積極的に支援の体制をとる。愛知県は設計ソフトの技術者向け研修を実施する。
 
 日本初の有人宇宙施設「きぼう」やH2Aロケットは、三菱重工の飛島工場(愛知県飛島村)で組み立てられた。中部発の最先端技術は、世界を越えて宇宙でも活躍を始めている。

※航空機産業は部品点数が自動車と比べ、かなり多いらしいですね。日経でも主要30業種の産業天気図の2008年4―6月期予測は家電と旅行・ホテルが悪化。鉄鋼・非鉄など7業種は、予測に比べ実績を下方修正した。「晴れ」はプラント・造船など3業種。鉄鋼・非鉄、産業・工作機械、人材派遣が当初の予測よりも悪化したと判断し、実績を「薄日」に変更。原材料高やドル安・円高が響き、素材から消費財、サービスまで幅広い業種が悪化傾向と。暗い話題を吹き飛ばすくらい頑張って欲しいです。
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2件のコメントがあります
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    ぎっしーさん
    2008/3/31 23:06
    ヨッシーさん!こんばんは!

    自分も住んでいるのにかかわらず、自動車産業のイメージが強すぎて、そういえば...航空機もだ!ということを再認識しました。よくよく考えると何気に、毎朝、通勤で三菱重工の近くと通り過ぎてました。近くだとこんなもんです。(笑)でも、おらが町のロケットはやっぱり、夢があります。株価はのんびりゆったり上昇って感じかもしれませんけど...
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    ヨッシーさん
    2008/3/31 06:51
    ぎっしーさん、おはようございます。

    自動車産業っていうと結構頭の中に日本地図でこの辺とこの辺とって浮かんできますが、航空宇宙産業ってどこでやってるのってすぐには浮かんできませんもんね。東海3県に集中しているんだ、知らなかった。

    確かにパーツごとに作られているでしょうし、ラインに乗って飛行機やロケットが出来てくるわけではないですからね。あまり外からは知られていないのかもしれません。でも、あのロケットは我が県で作られたものなんだぞと思えるなんていいですよね。思い入れが全然違いますからね。