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グレーフライデー(灰色の金曜日)

◆NY特急便:新着2012/10/20 10:40

 

グレーフライデー(灰色の金曜日)。

19日のニューヨーク株式市場にこんな言葉が飛び交った。ダウ工業株30種平均は低調な企業決算を嫌気し205ドル急落。下げ幅はほぼ4カ月ぶりの大きさだった。ベテラン証券マンは昔を思い出してヒヤリとしたのではないか。この日はブラックマンデー(暗黒の月曜日)と呼ばれた株価大暴落からちょうど25年にあたる。

 取引所が売り一色に染まった1987年10月19日。ダウ平均は前日比508ドル(22.6%)安に沈んだ。下落率は現在も残る最悪記録だ。

 

 そのころの米経済は今と違って過熱気味で、物価上昇懸念が強かった。世界経済の姿や金融市場の規模も大きく変わったからブラックマンデーを単純に現在に当てはめて論じるのは難しい。

それでも、史上最大級の暴落劇から改めて教訓を読み取ろうとする関係者の発言がこの日は相次いだ。

 

 興味深かったのが、金融関連の著作もあるファンドマネジャーのエリック・シンガー氏らが経済専門サイトで語った、現在にも通じる大暴落の3つの原因だ。

 

1つは国際政策協調のほころび。

 87年当時は主要国がルーブル合意に基づきドル安定で協力する取り決めだったが、自国のインフレ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E5E0E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX を恐れた西ドイツは金融引き締めを強行。これを批判したベーカー米財務長官の発言がドル安容認と受け止められ、ドルだけでなく割高感のあった株式にも売りが及んだ。

 

第2に、金融派生商品を活用した損失回避の仕組みである「ポートフォリオ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E2E2E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX ・インシュアランス」。  

 相場が一定水準まで下がるとコンピューターが自動的に株価指数先物に売りを出すため、下げが下げを呼んだ。

 

*もう1つが税制だ。

 80年代後半はRJRナビスコなど企業買収ブーム。LBO/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE0E2E6E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX (借り入れで資金量を増やした買収)の行き過ぎを懸念した議会の委員会が買収債務の支払利息への税控除廃止を提案したことが、市場の熱気に冷水を浴びせ株安の一因になったという。

 

 これらをヒントに現代の市場で類似のリスクを考えるとどうだろう。まず国際協調では、最大の懸案である欧州債務問題の行方。ドイツが南欧諸国の自助努力を求めるという姿勢を貫き、他国が御しきれないことが不安要因となっている。自らの論理を押し通すドイツの流儀は25年前にも通じるものがある。

 

 コンピューターの自動取引は25年で一段と進化し、大量の注文を繰り返すHFT(高頻度取引)が市場を席巻している。ダウ平均が一時1000ドル近く急落した2010年5月の「フラッシュ・クラッシュ」の背景にもHFTがあるとされ、相場の動きを増幅させるリスクは変わっていない。

 

 税制に関しては、オバマ大統領が再選した場合に見込まれる株式関連の増税か。民主党は現在15%の株式売却益(キャピタルゲイン)や配当に対する税率を引き上げる考え。とりわけ配当課税は40%近くに上がる可能性があり、投資家の手元に残る配当は単純計算で3割程度減ることになる。

 

 実際、配当が高いことで知られる米通信株は10月上旬から下落に転じ、オバマ氏の再選を織り込む動きとなっている。

通信・電力など高配当株は業績が景気変動の影響を受けにくいため、欧州危機や世界経済減速への懸念が強まった年央から秋口にかけて逃避資金の受け皿になってきた経緯がある。増税となれば株式相場は大事な柱を1つ失う可能性がある。

 

 「皆、ヒザが震えていた。だれもあんな暴落を見たことがなかったからだ。1日で6億株もの売買をさばいた経験もなかった……」。

経済テレビ番組に出演した老トレーダーは、ブラックマンデー当日の取引所の様子をこう振り返った。システムは正常に動かなかったが、最後は人力で取引をやり遂げたという。

 規制強化やシステム障害など明るい話題の少ない最近の証券市場だが、こうした人間の土壇場の経験が、次のショックを回避する糧になるのかもしれない。

記事元

http://www.nikkei.com/markets/kaigai/nyexpress.aspx?g=DGXNASGN2000I_20102012000000

____________

 

 

 

ラッコのつぶやき

 

新たな火種が口火をきったようだ。

 

最近ずっと続いていた、機関やファンドの異常なまでの荒稼ぎを観ていて、

そろそろ株式相場が下落するネタが出る頃だと予想していたが。

 

日経平均は9000円に手が届いたが、

その時僕はザラ場中、日課としている後場12時半から14時迄のある人とのメッセンジャーをやり交わしながらの株取引の中で呟いていた。

『やっとやっと9000円に手が届いたようだが目先のピークだろう。再度8500円まで下落があるな。』といった意味合いの言葉を。

 

週明けから暫くは、IPOとボロ株ばかりが値を飛ばす、

最悪の市場になるかもしれない。

 

中国での商売が暗礁に乗り上げた日本企業の嵐も手伝って、

日本株の格下げが相次いでいた最中なので、

場合によっては先々日経8000円ラインまでもあるかもしれない。

 

資金と予測に自信のない人は様子見が上策だろう。

 

こんな時、僕はいつも友人に言う。

「休むも相場。 取れない事は負けではないよ。」、と。

 

以上、私見ですので最終的な株の売買は自己責任でお願いします。

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