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生産性向上・技術革新とインフレに関するメモ


    • 2. なおと
    • 2012年10月13日 11:08
    •  米国の残された問題は住宅市場にあり、日本のそれは市場全般にありますからね。

       市場全般の問題は名目金利云々でなく、通貨供給量不足(インフレ率低迷)にあるから名目金利など関係ないですね。

       流動性が過剰化しないようにFRBはQEを控えめにするから緩慢回復トレンド変わらずでしょう。
       QE3のポイントは緩和の拡大でなく、柔軟化ですから(状況に応じてどちらにも動きやすく、、)。

       やっぱ、ドルコスト平均でいいんでない、、(--; (特に米国株)

    • 3. ****
    • 2012年10月13日 22:37
    • なおとさん
      米国株が、もっとも有望だと思います。(相対的に)。
      今、ちょっと、勉強中ですが、生産性の向上、技術革新時には、かならず、デフレ圧力がかかりますね。
      物が増えている割りに、通貨が増えていない…
      だから、通貨の価値が上がる。
      つまりデフレ。
      ITの進化、グローバル化はまさに生産性の向上につながりますからね。
    • 4. なおと
    • 2012年10月14日 00:24
    • 生産性の向上も技術革新もインフレ圧力ですよ。 ちまたのインチキ経済学に洗脳されてはダメですよ。
    • 生産性の向上ではモノは増えませんから。
      増えるのはモノでなく時間ですよ。 
      効率的に生産出来るようになるので、余剰時間が出来る。
      それが余暇になり消費を生めば金回りが更に良くなる=景気アップ=インフレ圧力になる。
      それが新技術・新サービス開発に回っても同様。

      生産性の向上で余った時間を、更なる生産に回せばモノは増え、安売りで多く売れるようになるけど、この場合も価格が下がる反面、それ以上に多くのモノが売れるので(生産性向上で収益向上を図るので必然そうなる)、金回りは良くなります。

      実際、日本の高度成長期ではハイレベルの生産性向上が長期に続き、インフレも長期に続きました。
      生産性向上でデフレになった実例ってありますか?
      あったとしても、なんらかの政治的事象と重なった、かなり特殊な事例でしょうね。

    • 5. *****
    • 2012年10月15日 08:08
    • なおとさん
      そうでうか。
      物は増えませんか?
      確かに余剰時間は増えますが、それが消費につながれば、おっしゃる通りになります。が、そのためには、賃金が増えないといけません。
      IIT化はデフレ圧力になりませんかね。

    • 6. なおと
    • 2012年10月16日 07:55
    •  生産性向上=効率向上で、直接増えるのはモノでなく時間です。
       モノが増えるのは、第二パラグラフで書いたように、需要が大きかったり、安売りで需要喚起できる場合で、時間を生産増大に振り向けた場合です。

       この場合、利益の一部は賃金増大に回るので、二重に消費アップとなりますね。
       
       それと余剰時間の増加が消費アップ効果を持つのは、連休増大で消費喚起が図れることから明らかでしょう?

       理論的にも経験的にも生産性向上、技術革新がデフレ圧力、という理屈は支持されない。

       日本では経済学部教授でも、本業の経済で馬鹿なことを言うヒトが非常に多いです(そういうヒトは大体、左マキだったり、お役所ベッタリだったりするのですが、、)。
       で、そういうヒトの著作が本屋に山積みになってたりする。

    • 7. ******
    • 2012年10月16日 22:01
    • なおとさん
      なるほどですね、
      確かに、時間が増えるのはわかります。
      それは理解しました。
      でも、技術革新はデフレ圧力になりませんか?
      IT化は違いますかね。
      供給能力の飛躍的な増加がデフレをもたらすと思いますが…

    • 8. なおと
    • 2012年10月17日 08:02
    •  技術革新=新製品・新サービスの出現、ですよね。
       これは新たな消費を喚起するからインフレ圧力でしょう。
       で、IT化は効率向上と新サービスの2側面を持つからインフレ圧力です、当然。

       繰り返しになりますが、生産性向上で起きるのは、供給能力の飛躍的増加でなく、生産時間の飛躍的短縮ですよ。
       生産時間短縮を供給増(=安売り化)に転嫁させるか否かは需要動向次第。
       需要(利益)が伸びなければ、供給能力を実際の供給増大につなげないです。
       で、その商品限定で見れば、物価下落ですが、先に書いたような二重の消費喚起効果や設備投資増大など波及効果も生まれ、全体として金回りは良くなるので景気上昇。
       トータルで見れば経済全体にインフレ圧力がかかります。

       それを実際の物価上昇にするか、下落にするかは、この状況に対して、中銀が通貨供給量をどうするか次第でしょう。

       でも一般に、物価下落にすれば、技術革新も生産性向上も低迷し上記の状況は生まれませんから、物価上昇になるのです。

       デフレ下の景気上昇などないですから(瞬間的ならばともかく)。

       以下、私見ですが、斉藤誠(一橋大)とかのクレージー本は読まないほうが良いです(--; (これで教授になれるのだから、この大学のレベルも、、、つーか、東大にももっと凄い名誉教授がいますけどね)。 

    • 9. なおと
    • 2012年10月17日 08:14
    • ポイントは以下のとおりですね。

       物価動向は純粋にマネー的現象。
       デフレ下では生産性向上・技術革新は沈滞(バブルでも沈滞)。
       生産性向上・技術革新は適正インフレ下で最大化。
       生産性向上=効率向上=時間の増大だが、インフレ下では生産増大に転嫁し、更なる景気浮揚でインフレ圧力を高める。
       技術革新=新製品・新サービスの登場は、景気浮揚=インフレ圧力アップとなる。
       つまり、生産性向上・技術革新は必然的にインフレ増大方向に働く。
  • 7件のコメントがあります
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      それがインフレ圧力かデフレ圧力か?ということより、今現在インフレなのかデフレなのかの方が大事なんじゃないかな。

      デフレ下じゃセイの法則は成立しないでしょ。デフレ下じゃ生産性の向上で増えるのは余暇ではなく、非正規労働者と失業者じゃないですか?

      余暇と所得が同時に増える人なんて、今の日本にどれだけいるのやら?平均所得が毎年下がってるのに、余暇が出来たから金使おうなんてマインドにはならないでしょう。

      だからと言って企業が技術革新や生産効率アップをやめると、その時点で競争力をなくしてしまう。

      さっさとインフレ経済に戻して欲しいもんです。
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      jojuさん
      2012/10/18 00:57

       

       どうもです。 お説の話も良くある誤解ですね、、、、

       

       デフレ下では生産性向上は起きにくいです。

       生産を増やす意味がないので、効率的に生産する意欲も湧かなくなる、つまり生産性は向上しない。

       

       デフレで起きるのは、従来生産の縮小とリストラですよ。 生産性が上がるわけではない。

       

       生産性向上はインフレ下で起きるのだから、生産性向上分でリストラしたとしても(実際はインフレ下ゆえ生産増大に振り向けるのでリストラは起きにくい)、労働不足分野への雇用シフトや起業につながるので、やはり景気浮揚方向に作用します。

       また、リストラ労働者の損失=生産性向上企業の利益、なのでこの点からもデフレ圧力にならない。

       

       

       

       

       

       

       

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      マジで言ってんすか、jojuさん!

      現場見てますか?僕は製造現場で仕事しでますが、生産効率アップはガシガシやってますよ。

      そもそも生産効率アップってのは、同時間での生産量を増やすってのが目的にありますが、もう1つの目的は「コストダウン」です。

      デフレ下じゃこの「コストダウン」目的の生産効率アップが進みます。価格下落が続く中、生産効率を怠る企業は市場から撤退させられますよ。

      人件費を削減して残業はなるべくなせない。その中で生産効率を上げないと、市場の安値要望や、中小企業なら親会社の厳しい注文に答えてなんていけません。
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      jojuさん
      2012/10/18 19:53

      二つの話をごっちゃにしてますね。

      生産コストの節減と生産そのものの縮小。

       

       生産コストの節減は利益増大になるので基本、景気アップ要因=インフレ圧力です。

       中銀が無理繰りデフレにしている今は、デフレを更に深化させない方向に作用してますが、インフレ要因だからこそデフレ深化防止に効くのです。

       

       一方、生産そのものの縮小=リストラは、生産性向上ではないですよ。

       

       

       

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      デフレ下じゃ企業は売上を死守して生き残る為にコストダウンに励むじゃないですか。


      正社員を削減して非正規で穴埋めする、

      限られた時間で生産数を上げて、製造単価を引き下げる。

      目的は同じですよ。

      生産効率上げて物作っても、需要のパイは限られ、価格下落が経営悪化に追い討ちをかける。

      デフレ下でも生産効率上げないと企業経営は成り立たないですが、生産効率上げて物をいっぱい作ったからといって、それが必ず売れるかといったら売れないのが今でしょ?

      僕はデフレ下の生産効率化は止めろ!なんて言う気はさらさらないですが、それがインフレ圧力になるかと言えば、ならないと思いますね。

      前も言ったけど、「セイの法則」が成り立って初めて通用する理論じゃないですか、それって?
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      jojuさん
      2012/10/21 01:42

      生産性向上はインフレ方向に作用するか否か?

      、、、これが論点ですよね。

       

      生産効率アップによる損失抑制はデフレ深化を抑える=インフレ方向に作用、、ですね。

      リストラは生産効率アップでなく、生産縮小ですよね。

      非正規化は生産効率アップでなく、単なる賃下げ=デフレの表出ですよね。

       

       リストラや非正規化を生産効率アップと混同してる(させてる?)とこに食い違いの原因があるのでは?

       

       混同させると、生産効率アップはケシカラン、という意味不明の結論にすり替える人間が出そうですね(実際、あまた出てますが、、(--; )。

       

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      jojuさん
      2012/10/21 01:49

       コストダウン方向での生産効率アップは確かにデフレ下の方が進みますね、、、これは最初の議論から漏れてました。 

       補足頂き、ありがとう御座います。 

       

       ただ、デフレ下では、過剰なリストラやら過剰な賃下げやら損失転嫁(下請け転嫁)やら負の面が生産効率アップのメリット以上に大きくなるので、やっぱり通貨供給調整でデフレ回避すべきですよね。

       

       

       

       

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