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満州事変、柳条湖事件 雑感

 今年は柳条湖事件(満州事変=満州国建国の発端となった事件)の81周年だそうです。

 

 これが今般の、中国における反日暴動の一つの大きな根拠だそうです。

 

 なぜ、81という変な年数で記念日になるのか不可解ですが、この事件、事変への誤解をまとめておきます。

 

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 満州事変の関東軍の行動が一方的に『悪』とされているのは、二つの大誤解があるため。

 一つは、満州は中国人の土地という大誤解
 

  中華民国成立時に孫文は、日本から多大な支援を受け続けてきたにも関わらず、民族自決の方針を裏切って、満州・チベット・ウイグル・内モンゴルを中華民国に組み込んでしまった。
 漢民族はこれらの地域を支配したことなど歴史的にほとんどなかったのにも関わらず(だから、溥儀は中国人の裏切りに怒って日本に亡命した)。
 これがあるから、孫文は今でも中国共産党の英雄です。

 実際は、満州は満州人の土地であり、中国人も日本人も同じ進出者という立場だったのです(事実、清王朝時代は漢族の移住が禁じられていた)。
 で、中国人は満州を中国領にしようとしたが、日本は満州人の独立を助けた。
 だから、関東軍は決して侵略者ではない。

 特に中国人は関東軍や日本を侵略者呼ばわりする資格がない。

 満州人にはその資格があるが、中国共産党によって民族浄化され、ほとんど消滅してしまった(悪口を言う可能性があるやつは地上から抹殺し、歴史を書き換えるのが中国流、、、日本も抹殺予定リストに入ってます、たぶん(^^;  中国人が歴史認識云々で逆切れするのは、対日の歴史も抹殺して書き換えるべき歴史だから)

 

 

 もう一つの大誤解は、日本が強かったという大誤解。 実際は日本は満州で、中国軍閥(張学良)にやられまくりでした

 満鉄平行線を引かれて鉄道経営を妨害されるわ(満鉄は日露戦争で多大な犠牲のうえに経営権を譲渡されたもので、中華民国も正式な条約でそれを認めていた)、満鉄貨車・鉄道は破壊されるわ、日本人に二重課税をかけるわ、日本商店・日本人家屋は破壊され略奪されるわ、日本人虐殺・凌辱事件はおきるわ、、、年百件もこうした事件が起きていたのです。

 普通の経済活動はおろか、日露戦争の血で得た正当な経済権益も奪われる寸前の状況でした(今、中国で起きている反日暴動と基本同じですが、それを何十倍もひどく、かつ残虐にしたものでした)。

 これに対して、日本政府は平和的手段を追求して何もしなかったから(ゆえに中国軍閥のやりたい放題がエスカレートした側面もある)、とうとう現地関東軍(≒満鉄保護部隊)が決起して中国軍閥を追い出したのが満州事変。 それも圧倒的多数の中国軍閥に、少数日本軍で戦いを挑むバクチ的なもの(軍事の常識からすれば勝つのは奇跡的な兵力差)。 そのため柳条湖事件の奇襲が必要だった(但し、この事件も関東軍がやった証拠はない。リットン調査団は首謀者不明として、石原完爾は明確に否定)。
  

 で、満州事変後も日本人は中国人を排斥したわけでなく、むしろ、中国人は安全な満州にどんどん流入し、本国の軍閥の搾取から逃れられた。


 歴史的事実からすれば、満州事変、柳条湖事件で、日本人は中国人に恨まれる筋合いはないのです。

 中国人は、弱いモノいじめをして、大反撃を食らったに過ぎないのですから。 で、事変後、日本人は、満州から中国人を追い出したわけでなく、むしろ新規流入を受け入れたのですから(ただし、これにより満州人の少数民族化が決定的になった)。

 ちなみに、日本人は満州人からも恨まれる筋合いはない、、、というのは満州国では満州皇帝が立ち満州人はそれなりの地位を得て大きな屋敷を構えたりしてたから(五族協和を実行した)。
 満州人を民族浄化、強制移住でほぼ抹殺したのは、その後の中国共産党政府です(民族自立は真っ赤なウソ)。
 中国人は今、満州を中国東北部と呼ぶ。 満州とは決して言わない。 満州人の痕跡を完全に消そうとしているわけです。

 歴史的事実に照らせば、満州における侵略者は日本人でなく中国人です。

 

 事実を歪めようとするとき、中国人(韓国人)は大声で喚き、逆ギレする。 大声で喚き続ければ、ウソもホントに化ける、と思いこんでいるから(これは日中韓問わず左翼勢力の常套手段でもあります。中国人は左翼革命?に非常に向いた民族)

 

 

(補足) 満州事変後、少数の関東軍にも関わらず、満州国建国がスムーズに進んだのは、非軍閥の一般中国人の賛同があったため。 中国軍閥は一般中国人からも搾取しまくり、治安乱れまくりだったのです。

(補足) 第二次大戦戦後、満州で日本人孤児が中国人に養われたのは、戦前、満州国で中国人が迫害されてなかったことの何よりの証し。 五族協和はかけ声だけでなく、ホントに実行されていたのです。 日本人が当初、満州で指導的地位についたのは建国時の行きがかり上、技術上、当然のことで、これとて、技術移転に伴い、中国人含む他民族に漸次移管されていきました(第二次大戦中も含め)。

 

(補足) 当時の満州では、満州北半部(東清鉄道、満州里~ウラジオストク)に浸透したソ連と南半部を支配していた中国軍閥(張作霖)の争いが主で、日本は南満州鉄道周辺(長春~大連港)の日露戦争で得た経済権益を保持し、そこを守備していた状況。 中国軍閥の張作霖爆殺事件はソ連犯行説もあり、確たる犯人は分かっていない(少数の関東軍が多数の中国軍閥にこの時点で争いを仕掛ける根拠はかなり希薄)。 その事件後、息子の張学良とソ連の間で軍事衝突があり(ハバロフスク議定書調印でソ連軍は撤退)、その後に間島暴動(満州・朝鮮(日本)国境付近での満州・朝鮮共産党の武装蜂起事件。ソ連から武器の供給があったとされる。日本人・朝鮮人が多数襲われ殺された)があり、そして張学良の日本排斥運動が激化した。

 

 

7件のコメントがあります
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    tenkaさん
    2012/9/28 00:35
    私はそんな中国人や韓国人のやり方をタラちゃん作戦と呼んでいる。
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    jojuさん
    2012/9/28 00:52

    して、そのココロは?

    (長文わざわざ読んでくださりどうもです、、、太字だけかもですが)

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    tenkaさん
    2012/9/28 01:32

    わがままを大声でゴネまくり周囲の注目を引いて大人を困らせる。

    サザエさんやマスオさんのみならず、カツオやワカメもタジタジ。

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    jojuさん
    2012/9/28 01:57

    でも、歴史ではそれが勝ってしまうことも往々にしてあります。

     例えば『大人の対応』という体面・観念に拘泥して、本来の目的(自国防衛等)が二の次になるとそうなる。 油断しまくるとそうなる。

     手段にこだわらず、目的に集中する相手を侮ってはいけないかもかも(^^;

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    僕はjojuさんほど詳しくはないですが、満州が中国の領土でなかったのは知ってます。

    この一点だけでも中国にガタガタ言われる筋合いがないのは確かですね。

    つか、日本はもっと丁寧に自国関連の近代史を教育すべきですよ。ネットや書籍を自力で探索しなければ、正しい知識や詳しい情報を得られない状況は、日本国民としてよくないです。
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    芦屋 健一さん
    2012/9/28 07:57
    日本人と中国人の間に満州人がいたんですね。
    新しい知識です。
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    jojuさん
    2012/9/28 11:43

     注意しなければいけないのは、ネットや書籍にも左翼系のねつ造書物が山積みになっていることです。 特に最近、顕著に増えてます。

     

     見分け方は著者が歴史の専門家でないこと(東大卒でも史学でない文学部出身とか)、引用資料を芋釣るで辿ると中国共産党側の資料に辿り着くこと。

     

     あと、泥沼の日中戦とか日本の中国植民地化の野望、とかのフレーズがあったらまず左翼系のねつ造書籍です。

     これらのフレーズこそ中国共産党のプロパガンダの核ですから(日中戦争から第二次大戦終結まで中国共産党がほとんど戦わなかったことを誤魔化しつつ、共産党の成果を大きく見せるために必須のフレーズ)

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