近鉄系旅行会社の近ツーとクラブツーリズムを統合し業界２位へ

[TAROSSAさん]

近畿日本鉄道が傘下の旅行会社である近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを経営統合する方向で調整に入ったそうです。

来年にも統合する見通しで、平成23年度の旅行取扱額は２社の単純合計で５千億円規模となっており、実現すれば旅行取扱高は日本旅行を抜いて、ＪＴＢに次ぐ業界２位に浮上するそうです。

インターネット販売や格安旅行会社などとの競争が激化する中、統合で生き残りを図る狙いのようです。

 

観光庁によると、平成23年度の旅行取扱額は近畿日本ツーリストが3638億円で３位、クラブツーリズムが1420億円で12位だそうです。

 

クラブツーリズムは、もともと新聞広告などを中心に旅行商品を提供する近ツーの一部署だったが、平成16年に独立し、カタログなどを活用し、主に中高年層に的を絞った旅行商品の販売に強みを持つそうで、平成20年には近鉄が筆頭株主となったとのことです。

 

旅行業界もまだまだ合従連衡がありそうですね。