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弱きものよ、汝の名は女なり -ちょっと意味がズレている-

 翔年が思っているだけかも知れませんが、ネット友達に「とりぶう」さんがいる。左欄の好きなBlogの「とりぶうさんの笑えるエッセイ」の著者です。彼女のBlogの正しい題名は『ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島』というちょっと長いもの。必ず笑えることを翔年は保証します。(コントだから当たり前)
 たまに、面白くなくて笑ってしまうこともありますが(笑)、これも彼女のテクニックの一つだと思われます。何故って、笑いには「他人を犠牲にして「突然の優越感」で生じるケースが多いですが、そうではなくて、笑わせてもらう期待を外されて生じる笑いも(期待の喪失感)ある訳です。その他にも、彼女は笑わすための手練手管に長けていらっしゃるから、まぁ一度ここを訪れて体験してみてください。

 さて、3月13日の彼女のBlog「意外にも女性」にシェイクスピアのハムレットから以下の台詞が引用されて、女は「か弱き性」か「恐き性か」が面白おかしく論じられていました。

『弱きものよ、汝の名は女なり』  - ハムレットの台詞 -

 引用自体は勿論、彼女のBlogの内容そのものにも、何の問題もありません。ただ、この台詞がわが国においてはシェイクスピアの意図した意味とちょっとズレて解されて、いろんなところに引用されているのが翔年としては気になるところでした。

 この台詞は「ハムレット」の第一幕第二場でデンマーク国の王子ハムレットの長い台詞の中にあります。ハムレットの母親(ガートルード)は夫(つまりハムレットの父)が殺されるとすぐに父の弟(ハムレットの叔父)に心を動かし、再婚してしまう。それを嘆いた王子の独白なのです。

『弱きものよ、汝の名は女なり』(Frailty, thy name is woman. )
 これだけを取り出すと「女性はか弱い」といたわっているように聞こえます。ところがドラマでは、女性(この場合はハムレットの母親)をなじっているのですから、ここは文脈に沿って正しい理解をしておきたい。

 この台詞の後、ハムレットは続けて
「(前略)あのように泣きぬれて、棺に寄り添い、墓場までおあとを追うて行った、あのときの靴の踵もまだそのまま、跳ねのあともなまなましいというのに。母上、それを、母上は - ああ、事理をわきまえぬ畜生さえ、主人が死ねば、も少し嘆き悲しむであろうに - あの叔父の胸に身をゆだねるとは。(中略)おお、なんたる早業、これがどうして許せるものか… いそいそと不義の床に駆けつける、そのあさましさ! (後略)」
と、これでもか、これでもかと、母親をなじっています。(独白ですけど)

 ここでの本来の「脆い」という意味がズレて今日に伝わった要因の一つは坪内逍遥の翻訳にあるのでしょう。それで逍遥も後年、この「弱きもの」を「脆きもの」に変更しているそうです。また、手元の福田恒存訳では
『たわいのない、それが女というものか!』となっています。

 子供を生んで育てなければならない女性は、昔から子供のためだったら何でもできるのでした。そういう、したたかさはちゃんとDNAに書き込まれているに違いありません。倫理や道徳はせいぜい数百年の歴史しかないですが、DNAはすくなくとも数十万年の人類の遺産ですから、桁違いですね。
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登録日時:2012/03/17(01:09)

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