ユリウスさんのブログ

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錦織の快進撃続く -全豪オープンテニスベスト8へ

 錦織圭(22歳)が先週から始まっている全豪オープンテニス大会で快進撃を続けている。翔年はTV観戦を楽しんでいます。



一回戦  錦織 vs ステファン・ロベール(フランス) 3-0(6-1、7-6、6-0)   
試合開始早々から上々のすべりだしで、2セットを競り勝って、3セット目は相手を翻弄していました。  

二回戦  錦織 vs マシュー・エブデン(オーストラリア) 3-2(3-6、1-6、6-4、6-1、6-1)
このゲームの逆転勝ちは大変大きいと思います。2セットダウンから巻き返して逆転した精神力とそれを支えるテニス技術の素晴らしさを称えたいと思います。今までとは違う錦織圭がコートにいましたね。ディフェンス力、精神力、戦術面も昨年より確実にレベルアップしているのは間違いありません。

三回戦 錦織 vs ジュリアン・ブヌトー(フランス) 3-1(4-6,7-6,7-6,6-3)
このゲーム、第3セットの第7ゲームは2-5の劣勢でした。観戦していた日本人のほとんどはもうダメだと思ったのではないでしょうか? ところがここから、6-6に追いつき、タイブレークでひっくり返したのです。こういうギリギリのせめぎあいで、勝ちに持っていけるようになると世界のトップ10が視野に入ってきますね。
錦織のコメント:
「今日はもうダメかもと何回か思いましたがなんとか這いつくばって粘りました。
相手がとても強かったです。
最後は少し疲れが出てましたがいくら打ってもミスがなく上手い選手でした。
本当に今日は精神的に疲れました。」

四回戦 錦織 vs ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス) 3-2(2-6、6-2,6-1,3-6,6-3) 
 ツォンガは世界ランキング6位の強豪、大男で時速210Km以上の強烈なサーブとフォアハンドの強打でネットに出てポイントを取ってくる。これを打ち破るには錦織は強打を封じる早い展開と高度な戦術が必要と予想していた。錦織の速い(左右への打ち分ける)展開、我慢強いディフェンスが相手の猛攻を未然に防ぎ、相手のミスを誘う形が出来ていた。錦織は確実に昨年より数段逞しく成長していた。

錦織のコメント:
「何も考えられないくらいうれしいです。暑さの中での試合で、体力的にきつかったが、ふんばることができました。これから先は未知の世界で、相手も強敵になってくるので自分の出せるすべてを出していきたい」

ツォンガのコメント:悔しさを滲ませながら
「(錦織は)とてもタフだった」
「いいテニスができず、何もかもコントロールできなかった。彼が私よりいいプレーをした」


 次の対戦相手は第4シードのアンディ・マレー(世界ランキング4位)です。相手はネットプレーが非常にうまい。錦織にこれを封じる戦術があるか? 
 勝利を期待して応援しますが、苦戦は必至と見ています。錦織のパッシングショットが冴えわたることを祈ります。もしくは、早い展開で、ネットをとらさないストロークをするか…、できるか?


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