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元ドイツ証券武者陵司氏 2012年は歴史に記録される年になる

元ドイツ証券副会長の武者陵司氏が言ってます

 

「2012年は歴史に記録される年になる」

 

だそうです。

 

そういえば武者氏といえば昨年の予想は、

 

「日本株は大復活しバブル崩壊以来の歴史的転換点になる!」

 

でした。

結果は世界的にも日本株の独り負けでした

 

普通に考えても民主党政権であるうちは駄目なこと分かるだろうにw

 

また2010年については、失われた20年が終わり日経平均も14000円にって言ってました。

結果鳩山首相のおかげで何年分失ったどころか、国家崩壊の引き金を引いたような気もしますが。日経平均は言うまでもありません。

 

北浜さんといい武者さんといい、けっこう予想曲げてるんですよねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2012年は歴史に記録される年になる」と元ドイツ証券副会長

http://www.news-postseven.com/archives/20120102_76869.html

 

いまだ出口の見えない欧州金融不安だが、その出口には「新時代の幕開け」が待っている、と予見するのは、元ドイツ証券副会長・武者陵司氏だ。2012年の世界の金融情勢がどうなるのか、武者氏が解説する。

* * *
2012年は、過去に前例のない、主要国の政府・中央銀行による壮大な金融緩和が実施された年として、歴史に記録されるのではないか。

まず、米国では「QE3」(量的金融緩和第3弾)が実施される可能性が高いと見ている。現在、企業業績は高水準を維持しているが、米国の景気回復は散漫な状態が続いている。これは、サブプイム・ショック、リーマン・ショックによって引き起こされ、長引いている住宅市況の低迷が主因だ。QE3はその住宅市況に喝を入れ、景気回復を実感できるレベルにまで引き上げるために行なわれる。

実際、FRB(連邦準備制度理事会)の幹部からはQE3導入を示唆する発言が相次いでいる。住宅市況が改善するまで資金を投入し、住宅ローン債権の購入を続け、ローン債権の価格を押し上げる――、インフレとともに雇用と景気にも責任を持つFRBは、すでに不退転の決意を示しているのである。

その結果、米金融市場にはリスクテイクの大きな波が復活し、景気回復を強力に後押しすることになるはずだ。

この米金融緩和は、日本、EUのさらなる金融緩和を後押ししよう。QE3はドル安につながる。放置すれば、円高、ユーロ高となり、日本とEUの景気に一層の悪影響を及ぼすことになるからだ。

すでに、EUは緩和姿勢を明確にしている。ギリシャ危機に端を発したEU各国の債務問題を解決するために、2010年に創設した欧州金融安定化基金(EFSF)の融資能力を、4400億ユーロ(約46兆円)から1兆ユーロ(約105兆円)へ拡充する方針を打ち出した直後、ECB(欧州中央銀行)は利下げを敢行した。

EFSFの拡充策の柱として、EU各国政府が保証するEFSF債を発行して、投資家から資金を集め、金融市場で流通する国債の買い支えや、資本不足の銀行に資金を投入することが認められた。

つまり、債務問題に対処するために、ECBがEU各国の国債を購入する姿勢を示したのであり、また、銀行が負担すべき損失の公的肩代わりを可能にしたのである。

この債務問題がイタリアやフランスなどの中核国へ波及することを阻止するために、EFSFの機能再強化策が検討されているが、米国のQE3の可能性が高まれば、再強化策がより緩和姿勢を強めるものになるだろう。

さらに、イタリア、フランスなどに危機が飛び火し、ユーロ金融恐慌が現実化する事態になれば、EFSFとECBは未曾有の金融緩和に踏み出すはずだ。

金融市場の一部には、すでにEUの破綻は不可避であるとの見方もあるが。それは正しくないのではないか。なぜなら、国債を買い支える側の中央銀行は、“紙幣の印刷”という無限の弾薬を持っているからだ。であるならば、危機が克服されるまで、資金の投入を続けるに違いない。これが壮大な金融緩和の意味である。イタリア危機が現実味を帯びたいま、危機の克服はかえって早まる可能性さえある。

翻って日本だが、2011年10月末に円売りの為替介入を実施したように、政府・日銀はようやく本腰を入れ始めたように見える。この介入規模は約8兆円と想定されており、過去最大だった前回8月4日介入の4.5兆円を大きく上回っている。現状、この介入以外には見るべきものはないが、先に述べた米欧の超金融緩和と円高圧力を受けて、さらなる金融緩和を実施するのではないか。

したがって、日米欧による“究極のグローバル金融緩和”が、2012年にかけて行なわれることになる。そうした金融情勢をうけ、世界的な需要開拓が実施され、次の景気回復を準備することになるだろう。

※マネーポスト2012年新春号

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11件のコメントがあります
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    ひさっちさん
    2012/1/5 11:51

    joujuさん こんにちわ

     

    >今の政権でも金融緩和を強める可能性ゼロではないです。

     

    多少の金融緩和をそろそろ行っても良い頃合いとは思います

    とはいえ今の日銀総裁も民主党のごり押しでしたから、期待できません

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    jojuさん
    2012/1/4 23:06

     今の政権でも金融緩和を強める可能性ゼロではないです。

     特に増税法案が通った後は一時的にせよ、金融緩和方向の圧力をかけまくるかも、です、、次の選挙への地均しとして。

     

     ま、確率的には高くない話ですね、確かに。

     

     

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    ひさっちさん
    2012/1/4 15:26

    ストアナさん こんにちわ

     

    >今まで武者さんの予想の反対を行って、何度救われたことか。

    百発百中で予想を外す天才ですからね。

     

    武者さんと北浜さんは、曲げの天才ですからw
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    ひさっちさん
    2012/1/4 15:25

    鉄砲長 こんにちわ

     

    >これは、ワーニングレベル情報ですやん!!危険だわw

    www

    そう全否定したら可哀そうです

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    ひさっちさん
    2012/1/4 15:24

    kfjさん こんにちわ

     

    >ただ私自身は今までの経緯をよくは知らないので,虚心坦懐に同氏の見解を含めて所説を読むつもりです。

     

    私もはるか昔は知りませんが、ここ近年は何言ってるの?って感じの話が多いような気がします

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    ひさっちさん
    2012/1/4 15:22

    jojuさん こんにちわ

     

    >いつ起きるか、という予想は不可能です。 それを分かったうえで、話を聞く方が良いです、たぶん。

     

    民主党政権で株や経済が伸びると思っている時点で、失格だと思いますが。。。

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    jojuさん
    2012/1/3 23:36

     おそらく、シナリオでなく、いつその事象が起きるか、に注目するから曲がり屋という批判が出るのでしょうね。

     

     いつ起きるか、という予想は不可能です。 それを分かったうえで、話を聞く方が良いです、たぶん。

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    ひさっちさん、こんばんは。

    ああっ....今年も悲惨な年になりそうですね。

    今まで武者さんの予想の反対を行って、何度救われたことか。

    百発百中で予想を外す天才ですからね。

    新年早々、景気の悪い話を聞いてしまいましたが、武者さんのおかげで無理な投資をしなくてよかったという結果になりそうです。
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    あけまして!ひさっちさん

    これは、ワーニングレベル情報ですやん!!危険だわw

    >「2012年は歴史に記録される年になる」

    逆方向に記録されるんじゃ・・・(((;゚д゚)))

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    kfjさん
    2012/1/3 06:24
    おはようございます。

    私が聞いた範囲では,「武者氏は曲がり屋。よくぞ外しまくりながら出世したものだ」というのが一定の評価。

    ただ私自身は今までの経緯をよくは知らないので,虚心坦懐に同氏の見解を含めて所説を読むつもりです。

    ちなみに,近々同氏の講演を聴く予定があります。楽しみです。(^_^)/


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    jojuさん
    2012/1/3 01:55

     自分にはそれほど間違いがあるように見えません。

     ただ、ECBの緩和、PIIGS処理は武者さんほど楽観的でないところに最大確率があり、日本の緩和は武者さん見解よりずっと悲観的なところが最大確率だろうとは思います。

     

     2012年が緩和第二幕のスタート年という意味では当たる可能性大でしょうね。