映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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懸念やわらぐ

6日の日経平均は8522.02(+139.04) 雲 基準線の下 転換線8549のすぐ手前。 ボリンジャーマイナスσ8500のすぐ上 MACD RCIは横ばい。ダウの上昇をうけて、反発が期待できるが、基準線8720を奪還して短期の下げ基調から抜け出れるかどうか、がまず問われる。とはいえ中期の節目はさらに上にあり、中長期の資金が帰ってくるには道はなかなか遠い。

ダウは11123.33(+183.38) 雲下限11406の下、転換線の上、基準線11060を上抜けた  ボリンジャー TP11148の下マイナスσ10893 MACD RCIは上昇。目先の節目を取り戻し、ながいしたひげも出しており、短期的には下げ基調から抜け出した格好。週足は雲の下限11032を上に抜け、月足の基準線11064を守り抜いたところ。この水準をまずは固めて下げ止まることが期待される

ドル円 76.68雲 基準線 転換線76.73のすぐ下、 ボリンジャー TP76.86のすぐした MACD RCIは横ばい。膠着状況がつづいている。

ユーロ円 103.07雲 基準線106.33の下 転換線102.84を上に抜けた ボリンジャーマイナスσ103.10 MACD RCIはじわりと上昇。

ECBのトルシェ総裁が、銀行に無制限に資金を供給することなどを発表、EU委員会も25銀行の資本増強の方向を発表。動きが鈍かった欧州政策担当者がようやく重い腰を上げたということでダウは好感。VIX指数はまだ高いが若干低下してきた。希望的観測としては、このへんでとまってほしいところだが、中期の節目まで取り戻さないと市場は自信がもてないだろう。そのためには、日本の経験からみても、政策担当者が、先手先手をうって、小出しではなく、徹底的に資産査定をやって一気に資本注入しないと、問題がくすぶり続ける。最終的には数兆ユーロでカバーする必要があるといわれているので、この程度で問題が封印できるとはちょっと思い難い。ただ当面これで欧州が落ちついてくれれば、次の不吉な兆候が出てくるまで、アメリカの経済指標が比較的良好なものが続いており、雇用統計もある程度改善が期待されるので、うまくゆけば中期の節目の手前までは買戻しがつづく可能性もあるかもしれない。
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