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PIIGS債務処理引き延ばし路線の持続可能性

 ECB総裁、ドイツ首相の言動を見る限り、ギリシャのユーロ離脱もデフォルトも無く、期日が来る度にパッチしまくる、というこれまでの作業が繰り返される可能性が高い。 今回も引き延ばし路線だろうか。

 金融緩和がんがんでEUのGDP成長がそこそこ保たれ、過剰な緊縮財政の強要を控えるならば、メルケル政権が続く限り、引き延ばし路線の持続可能性は低くない。 対EU全GDP比のPIIGS不良債権は横ばいに止まりうるゆえ。

 

 中国も主要輸出先たるEU経済低落は、自国外需低迷を通じてバブル崩壊の原因になるから(かつ欧米の金融緩和は中国のバブリー度を高めるから)、PIIGS下支えに回らざるを得ない。 PIIGS債購入は中国の恩恵、気紛れでなく、中国自身のための行為であり、比較的強固・確実な動きである。 これも引き延ばし路線の持続可能性を高める。

 

 引き延ばし路線では不良債権を抱き続けるので、リスク許容度の低下した投資主体が、欧州系金融機関を中心に増える。 金融緩和がんがんの割に、株式市場に資金が流れない展開が当分続くだろう。

 先進国ソブリン債市場に資金が張り付き、金利が極端に低下するという点では日本化のように見える。

 しかし、金融緩和がんがん、という点で日本とは真逆。 ゆえに政府累積債務の膨張ペースは、日本よりずっと低く、引き延ばし路線が成就する確率は結構高いかも、です。

 

 カギを握るのは、やはり米国の政策動向ですが、ガイトナー、バーナンキのペアではポカをやる確率は低い。 欧州がさっさと不良政権処理を済ませれば、一時的波乱があるにせよ、より高確率な回復ゲームになるのです。

 

 資源価格と景気のシーソー、中国と先進国の金融緩和合戦(≒過剰通貨安固定政策を巡る綱引き)、そしてPIIGS不良債権処理を巡る米国・欧州政府・欧州マスゴミの綱引き、、、、、、ボラテリテイ増大要因目白押しですが、金融緩和が続く以上、資源価格のバブリー抑止策が取られるならば尚更(取られつつあります。景気回復に応じた緩やかな資源価格上昇へ?)、低金利・物価安定・金余りで、回復トレンドは強固になるでしょう、おそらく。

 

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